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第45話
どこまでも永遠に続くかと思われる宇宙空間で知り合いの船にばったり出くわすということはまれだ、範囲が広すぎて、そんな事が起きたら天啓だと捉えてしまうものも出始める。宇宙はなぜ黒いのか。艦船の放つ光がむなしく迎えられる。
プレゼントと行動と手紙……。と頭の中で反芻するメンクロスはそもそも、ケイティが何を欲しているか分からないし、行動と言われても自信がないし、手紙に書くのはこっぱずかしいと思慮した。この場面で何か欲しいものがあるか問うと、メンクロスの気になる人がばれてしまう。こんな形で知られるのは不本意なのだ。しかるべき場所でしかるべき時に。それが彼の理想だった。




