前へ目次 次へ PR 44/100 第44話 今では考えもつかないが、メンクロスは立派な人物へと成長を遂げていき、天才のケイティ、努力家のメンクロスと貴族の間で話題となった。貴族にはメンクロス派は少なかったが、徐々に票を増やしていき、深窓の令嬢たちの間では理想の嫁ぎ相手となっていった。メンクロスそういったことで面食らったがあまり気にしなかった。そんな些細なことはどうでもよかった。彼に必要な人は一人しかいない。うまく展開は進んでいないが、諦念などありえない、と彼は強く自分を叱咤激励しつつ人生を歩むのだった。