婚約破棄に手袋を……!
セレスティア王国の軍人貴族筆頭であるルヴァンサー侯爵令嬢レティシアは困惑していた。
こともあろうに王妃陛下主催の舞踏会で、婚約者を名乗る法衣貴族No.2であるブリエール伯爵家三男によって、公衆の面前で婚約破棄を告げられたからである。
は……?へ……??と困惑するうちに、なぜか相手の『真実の愛の相手』に対する犯罪まがいの嫌がらせをあげつらわれ、家門を貶められたレティシアの怒りが臨界点を突破し、
「わたくし個人に対する中傷、冤罪は看過するとして、家門に対する侮辱は許しがたいものがあります!」
即座に着用していて長手袋を外して、相手の顔に叩きつける。
「互いの名誉と尊厳を賭けて、わたくしは貴方に決闘(デュエル)を申し込みます!!」
こうして婚約破棄騒動から始まった決闘はどう決着をつけるのか!?
婚約破棄モノを読んでいて、ふと「ヨーロッパ風世界なら侮辱されたら、間接的な『ざまぁ』とかじゃなくて、直接的な決闘だよなぁ…?」と思ったので、書いてみました。実際のヨーロッパでは令嬢は決闘の資格はありませんでしたが(やるなら親父か兄貴)、異世界ヨーロッパ風ファンタジーというわけで、それもアリにしましたw
こともあろうに王妃陛下主催の舞踏会で、婚約者を名乗る法衣貴族No.2であるブリエール伯爵家三男によって、公衆の面前で婚約破棄を告げられたからである。
は……?へ……??と困惑するうちに、なぜか相手の『真実の愛の相手』に対する犯罪まがいの嫌がらせをあげつらわれ、家門を貶められたレティシアの怒りが臨界点を突破し、
「わたくし個人に対する中傷、冤罪は看過するとして、家門に対する侮辱は許しがたいものがあります!」
即座に着用していて長手袋を外して、相手の顔に叩きつける。
「互いの名誉と尊厳を賭けて、わたくしは貴方に決闘(デュエル)を申し込みます!!」
こうして婚約破棄騒動から始まった決闘はどう決着をつけるのか!?
婚約破棄モノを読んでいて、ふと「ヨーロッパ風世界なら侮辱されたら、間接的な『ざまぁ』とかじゃなくて、直接的な決闘だよなぁ…?」と思ったので、書いてみました。実際のヨーロッパでは令嬢は決闘の資格はありませんでしたが(やるなら親父か兄貴)、異世界ヨーロッパ風ファンタジーというわけで、それもアリにしましたw
[1]婚約破棄は王妃陛下主催の舞踏会場で
2025/06/01 00:00
(改)