表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
46/73

『しーちゃんと記憶の図書館』第150話

鍵の居場所



翌朝、しーちゃんは図書館の「奥の間」に足を踏み入れた。

薄暗い部屋の空気は、夜の夢の続きを抱えているように重かった。



棚の一番上、古い箱の隙間から、

銀色のきらめきが覗いていた。



恐る恐る手を伸ばす。

箱を下ろすと、ほこりがふわりと舞い上がった。



蓋を開けると、

そこには昨夜、鏡の中で見たのと同じ鍵が横たわっていた。



「……本当にあった」



鍵は冷たく、けれど握っていると

わずかに体温を吸い込んでいくようだった。



ふと鍵の根元に、小さな文字が刻まれていることに気づく。


「第零書庫」



しーちゃんの胸がざわめいた。

この図書館には、そんな名前の部屋はないはずだった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ