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悪役令嬢、クラウンへ加入した場合
金額を告げたエリー。
ロメルの表情は大きく変化する。
「億だと!?あの3人の居場所だけでそれだけか?」
「うむ。そうだ」
「……そうか」
どうやらロメルは3人の居場所を知りたかったようである。
ーーこの会話を真面目に捉えたら、の話だけど。
「なら、クラウンは3人の居場所を知っていると言うことだよね?俺がクラウンへ加入したいといった場合は?」
「「「っ!?」」」
ロメルの言葉に周囲が驚愕する。
皇子が犯罪組織に入るなどあり得ない話だろう。
「貴様が、か。それは1人でか?」
「それではダメか?必要なら護衛もつけるが」
「逆だ。1人だけなら金も取らない。が、護衛などつけられても裏切るとしか思えないからな」
「……なるほど」




