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悪役令嬢、1名だけの
「私たちは、1名だけ殿下に護衛をつけることが可能だという結論に至りました」
「1名だけ、か」
「はい。それ以上は王の護衛に支障が出かねませんので」
「……まあ、いないよりは数倍良いだろう。その条件を受け入れる」
決定が伝えられる。
ロメルの護衛は1人付くらしい。
「ふむ。1人か」
エリーは何か言いたそうに呟く。
国王はそれを聞いて、
「どうした?1人では力不足か?」
「そうは思わんが、元々1人は余剰な護衛がいたと言うことなのかと思ってな」
「ああ。……まあ、1人くらいは良いだろう。予備だったり安全策だったりと考えれば」
国王は非難しないらしい。
それを聞いた暗部の一部がほっとしたような顔をしている。
「ただ、1人だと行かせられる場所は少ないだろうな」




