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悪役令嬢、こちらはなし
エリーはピクリと眉を動かす。
少し予想外なのだ。
「第1王子は、お前達ではない?」
独り言。
だが、質問だと受け取られたようで右手が挙げられる。
「全員へ質問する。第1王子の偽者に関わっていた者は挙手を」
「「「…………」」」
「こちらはなしか」
誰も手を挙げない。
エリーはセカンドと目を合わせ、
「気になるな」
「ああ。外でも変装できていたわけだからな」
2人は難しい顔で話を。
こちらが分からないと完全な解決にはならない。
「それでは3人に質問を戻そう」
「そうした方が良いだろうな」




