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悪役令嬢、罠の質は
クレアの考えた作戦。
それは数日後に実行された。
罠に掛かるのは、血湯。
彼らは最初に、クラウンの抑えていた涙角の拠点へとやってきたのだが、
「ぎゃぁ!?な、何か刺さった!」
「ぐおっ!こっちは毒煙だ!」
「うがぁ!?落とし穴にはまった!誰か引っ張ってくれ!!」
戦闘に置いては優秀なモノたちも、罠の対応になれてはいない。
クラウンが用意した罠に掛かり、多くの死傷者を出していた。
そうなると、戦闘要員は一時的に下げられることになる。
その代わり、
「おい!ここに糸があるぞ!」
「よし。そこを追っていって、罠解除だ」
罠の解除を得意とする者が送り込まれた。
クラウンといえど、罠の質が高いわけではない。
解除はハイペースで進む、はずだった。
「な、なんだお前!?」




