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悪役令嬢、幹部で大丈夫?
「問題は、攻め込む時期だな」
「時期?明日からではダメなのですか?」
部下は不思議そうに言う。
だが、ダメに決まっている。
多くの部下もあきれた目をしていた。
ーーこの子、幹部にして大丈夫だったのかしら?
「明日からでは、まだ向こうに対応されてしまうだろ」
「そう。せめて前線に人が集まってからじゃないと」
「そ、そうか。じゃあ、暫く待機って事ですか?」
「そうなるな」
クレアは頷く。
部下はなんとも言えない表情になる。
どうやら、久しぶりに暴れ回りたかったようだ。
ーー気持ちが急くのも分かるけど、たぶん予想より時間が掛かると思うのよね。
「どうしても早く戦いたいというのなら、数日後に襲撃を行なうぞ」
「え?いいんですか?時期を見るのでは?」




