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悪役令嬢、吸収された!?
ボォンッ!
そんな音と共に、火の玉が爆発するかと思われた。
だが、その予測は裏切られることとなる。
魔物に当たった火の玉は、
シュッ。
「「「っ!?」」」
消えた。
ダメージ1つ与えることなく消えたのだ。
「ギイィィィィィ!!!!」
「……さっきより、ほんの少しだけ強くなった気がするわ」
「そうだな。若干だが大きくなった気がする」
消えた火の玉の影響なのか、強くなった気がする。
気がするレベルなのが救いだろう。
ーーファイアーボールくらいの魔力なら、そこまで爆発的には強くならないわよね。
もし大規模で強力な魔法を使っていたら、結果は変わっていたかも知れないが。
「とりあえず、フーニの魔法は吸収されるって分かったから、私たちでこれは片付けちゃいましょう」
「「おう!」」




