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悪役令嬢、黒魔術っぽい
サクリファイス。
その名から分かるとおり、この魔法は生き物の命を代償にさらなる強さを持った生物を生み出す魔法らしい。
「で、出てきた魔物がこれな訳ね」
「ん」
「確かに、上位種感は凄いな」
クレア達の目の前にいるのは、今にも襲ってきそうな大型の魔物。
とはいえ、犠牲にした魔物たちは浅い層にいる魔物。
ーー頑張れば対処できそうね。
本気を出す必要はなさそうである。
「それじゃあ、いつも通りやりましょうか」
「「「おう!!」」」
パーティーメンバーと共に、クレアは駆け出していく。
先ほどまでフーニに襟元を捕まれていたモウントも、今回は大丈夫だったようだ。
「おらぁ!!!」
「くたばれぇ!」
「『ファイアァァァァアロォォォォォ!!!!』」




