気付く
今回はリアとジンたちの絡みです!
最近またサブタイトルのセンスないなぁ〜って思い始めました。
気のせいでしょうか?
でもまぁ、そのうち良くなるでしょう!!
(すっとぼけ)
「うっし、絡まれた時の対処法は完成したな。これでやっと観光が出来るぜ!」
「あの、目的忘れてませんか?」
「「観光だろ(でしょ)?」」
「はぁ……」
本来の目的を到着して数時間で忘れるジンとカムイにため息を着くプリン。
なかなか苦労人の才能があると思う。どこかの秘書竜さんみたいに……。
〜〜竜王の間〜〜
「くちゅん! 風邪かな?」
おっと、噂をすればくしゃみが出るというのはほんとみたいですね。
元秘書竜さん、お疲れ様です!
〜〜王都〜〜
「魔神を倒した人を見つけるんですよね! そうなんですよね!? ていうかそうでしたよね!?」
少々怒り気味に問いただすプリン。
「い、いや、忘れてた訳じゃないぞ? ちゃんと覚えてたさ! な、カムイ!?」
これではどちらが主人か分からない。
「え、あ、あぁ、うん!」
カムイもカムイでいきなりジンに話題を振られたもんだから、
「え、私に振るの!?」みたいな顔をしている。息が噛み合ってないな。
「ほんとですか〜?」
じーっとジンを見つめるプリン。
「ま、まぁ、観光しながらでも探すことはできるだろ?」
「はぁ……では、そういうことにしときましょう」
先に折れたのはプリンだった。まぁいつもプリンが折れているのだが……。
そして、「もう2度とプリンに怒られるのはごめんだ」と、思いながら内心安堵するジンとカムイであった。
というのも、1度ジンとカムイはプリンにこっぴどく怒られている。
原因はジンとカムイのつまみ食いである。
今まではバレないようにやっていたのだが、ついこの間バレたのだ。
この後ジンとカムイは2日間、プリンのご飯を食べれず自炊することになり、なおかつ4時間程正座で怒られたのである。
ジンがプリンに対してキレなかったのは、ひとえにプリンが子供だからという理由だけではない。
その時のプリンは普段から想像がつかない程、怖かったのだ。後ろに鬼の幻覚が見える程だ。
あ、〇身とかス〇ンドとかそういう部類に近いと思う。
そして、そこに追い打ちのご飯抜きである。
ジンとカムイに対しては最も有効な手段であり、プリンの出来る最大の攻撃だ。
これが1番効いた。
それからジンたちはあまりプリンには逆らわないでおこうと決めているのである。
「では、もうお昼時なのでご飯にしましょうか」
「ああ、せっかくだから名物とやらも食べてみたいな」
「お肉と野菜のスパイス煮込み美味しそう」
ジンもカムイも観光気分そのものである。
だが、何も言わないのはプリンの優しさだろう。
「と言っても、場所が分からないので、まずは聞き込みですかね」
「そうだな、適当に入ってまずかったら嫌だもんな」
ジンの言葉にうんうんと頷くカムイ。
「あの人に聞いてみるか。すいませーん!」
ジンが声をかけたのは金髪ロングで碧眼の綺麗なお姉さんだった。
すると、振り返って自分を指差しながら、
「え、私ですか?」と返事をした。
「そそ、この辺で美味しいスパイス煮込みのお店探してるんですけど、どこかないですかね?」
相変わらずジンの敬語には違和感を覚える。
横でカムイが肩を震わせている。後で殴ってやろうと思う。
「お肉と野菜のスパイス煮込みですか?」
「そうですそうです」
「んー、少し遠くなるのですが、よろしければ案内しましょうか?」
「お願いします」
実に優しいお姉さんだ。受付のお姉さんと同様に若ければ惚れていたな。
「予定などは大丈夫なんですか?」
「ああ、大丈夫ですよ。人探しをしていただけなので」
「なるほど。では、案内してもらうお礼として、俺達も探させて貰いますよ。どんな人なんですか?」
ジンの敬語にはまだ違和感を覚えるが、お礼というのはしなければいけないものだと思っているジンは、素の気持ちで金髪碧眼の女性に提案をする。
「あ、ありがとうございます。えっと3人組で」
「はい」
「小さい女の子と」
「ほぅほぅ」
「銀髪の綺麗な女の人と」
「ん?」
そこで違和感を感じるジン。
そして、「あれ、それってプリンとカムイことじゃね?」と思う。
「黒髪の男の人が、い……る、いたぁぁぁぁ!!」
金髪碧眼の女性もといリアは遂にジンたちを見つけることが出来たのであった。
「ど、どうした?」
「やっと、やっと見つけましたよぉ! 私よりも強い存在! ほんとにいたんだ!」
感極まっているリア。
ここが人通りの少ない場所で良かった。
「な、何のことだ?」
訳がわからないジン。
だが、ジンにもカムイにもプリンにもひとつだけわかることがある。
「「「絶対面倒事だ(です)(じゃん)」」」
全員口には出さないがそう思っている。
そこにリアの追い打ちが入る。
「あなた達、私よりも強いわよね!?」
「いえ、強くないですよ。我々はただの旅の者です」
そして、ジンたちが出した結論はシラを切り通すことだった。
元秘書超竜さん久々に登場です!
リアのおっちょこちょい属性開花しましたね。
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