ネタばらし?
新章突入です!
誤字脱字がありましたら、報告よろしくお願いします!
ジンたちは次の日、街を出て、次の街を目指していた。
「ここからあとどれくらいなの?」
「んーこのままだと、2日あれば着くな」
「遠い、飛んじゃダメなの?」
「ダメに決まってんだろ、アホかお前」
次の街に着くまでの時間を聞き、文句を言い出すカムイを慰めるジン。プリンはそこ会話をジンの横でぽけーっと聞いている。
プリンがぽけーっとしている理由は、察しがいい人なら気付くかもしれないが、カムイが「飛んじゃダメなの?」と言ったからである。
すると、プリンは「へ?」と間抜けな声を出すと、その声はだんだんと大きくなり、辺り一面に広がるような驚愕の声に変わった。
人は飛べない。それは当たり前だ。普段は飛行機などの乗り物などを使い、空を飛んでいる。だが、この世界にそのようなものはない。
その代わり、その世界には魔法がある。だが、それでも人は空を飛べないのだ。
空間魔法など、各魔法の応用で、浮くことなら出来るにしても飛ぶことは出来ない。
だが、目の前の少女は「飛んじゃダメなの」と言った。これは飛べるということだ。
今回の件、ジンがカムイついて、プリンに説明してなかったことが、こんな事態を招いた原因とも言えるだろう。
「か、カムイさん飛べるんですか?」
「飛べるよ〜、当たり前じゃない」
そんな2人の会話を聞きながらジンが「あっ」と言う。そして、ジンは自分がプリンにカムイの説明をしてなかったことを思い出す。
「プリンあのな? 信じられないかもしれないが、カムイは竜王なんだよ……」
「竜王?」
竜王と言ってもイマイチ、ピンと来ていないプリン。
「そうか、竜王は認知すらされてなかったな」
「なんか寂しいんだけど」
認知すらされてなかったことに少しショックを受けるカムイ。だが、自業自得だ。引きこもっているから認知すらされないのだ。
「プリン、この世界には上級竜ってのがいるだろ?」
「うん」
「その上に超竜って呼ばれる、伝説の存在がいるのも知ってるか?」
「聞いたことぐらいしかないですけど、上級竜の何十倍も強いんですよね?」
「そうだ、竜王ってのはその超竜の更に上の存在、竜全てをまとめる存在だ」
「へ?」
その説明を聞いた瞬間、動きの全てが止まるプリン。そこから、1秒、5秒、10秒、30秒と時間が経っていき、1分が経とうとしていた時、やっとプリンは動きを取り戻した。
「カムイさんはすごい人」
プリンにはまだ理解出来ないことだったのか、それとも分かった上で出した結論なのかは分からないが、プリンはそう言うと1人で納得していた。
「んー、まぁ今はそれでいいか」
ジンもプリンにはまだ早いと思い、教えることと考えることをやめた。
「竜の王なんて実はいらない子なんだ」
「拗ねんなよカムイ」
拗ねるカムイを慰めるジン。
そんなのんびり空間を繰り広げていると、時間が止まった。
「なんだなんだ?」
「ジン、今が楽しいからって時間まで止めちゃダメでしょ」
「止めれるけど、俺じゃねぇよ」
「えっ、えっ」
各々困惑する中、時間の止まった空間に光が現れた。
「お久しぶりです、ジンさん」
「お、神様じゃん」
その光が静まると、そこにはジンをこの世界に転移させた神様がいた。
「どったの神様」
「はい、魔神が討伐及び封印されました」
「まじか」
そして、突然の魔神が倒されたという報告。
だが、ジンは違和感を感じた。
「あの女がそうそう簡単に死ぬわけはないんだけどな」
「女性ですか? 失礼かも知れませんが、魔神は男性だったと思うのですが…って」
ジンの言葉に反応したのはプリンだった。
「まじか、いや、待てよ……」
「ジンさん?」
「神様、ごめん、ちょっと行ってくるわ」
少し考えたあとにどこかに出かけると伝えるジン。
「転移 魔境の神室」
そう誰にも聞こえない声で呟くとジンは転移していった。
〜〜魔境の神室〜〜
「あ〜あ、死んじゃったなぁ」
「やっぱり生きてんじゃねぇか」
「君は?」
「勇者とでも言っておこうか」
「ふーん」
そこには青を主体に所々、赤や金など、色が何色も合わさった髪を持ち、瞳は髪と同じく、青を主体としているが、白目の部分は黒く染まっていた。
そして、明らかに他とは根本的に違う、神の威厳というものが感じられる女性がそこにはいた。
「やっぱり、お前遊んでばっかだな」
「君は僕の何を知ってるのかな?」
「全部だよ、いつか殺しに来るから待ってろ」
「良くわかんないけど、はーい」
それだけ告げるとジンはカムイのいる所に戻っていった。
出会いと別れの季節ですね。
皆さんに良き出会いがありますよう!
(本当は前回言うつもりがすっかり忘れてました(´∀`*)テヘッ)
明日は2本上げられるかな?という感じです。
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