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■1冊目『紀元前2500年頃 メソポタミア』
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僕は、ダンボール箱の中から1冊目のファイルを開いた。1ページ目から、テキストを印刷したものがファイリングされている。
今どき、こんなアナログな資料を保存している人はなかなかいないが、敢えて本として渡してきたのは、どうにかして歴史を残したいというR.A先生の試行錯誤の結果だろう。
1冊目のこれは、紀元前2500年頃に、現在のイラク南部、ティグリス・ユーフラテス川流域に興ったメソポタミア文明における史料をまとめたものらしい。確認できたアムステリウムらしき記録の中で、最も古いものだ。
その頃は楔形文字が使われていたそうだが、そんなもの読めるはずもなく。ありがたいことに、R.A先生が記録を現代風にしつつ訳文を作ってくれている。とてつもない仕事量に感服しつつ、本文に目を移す。
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時系列を分かりやすくするために分割しました。
今度こそ、次回から本編です。




