表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ほのぼの日常系、明高スケッチ  作者: 九頭龍りく


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
93/113

ルーブル美術館見学の回


フランス研修旅行。


2日目。


朝。


パリのホテル。


「今日はついに……」


歩美は予定表を見る。


今日の目的地。


ルーブル美術館。


世界的に知られる美術館で、絵画だけでなく彫刻や古代美術など幅広い作品が展示されている。


「教科書で見た場所だよ」


華子が言う。


「本当に見られるんだね」


美術科のみんなの表情はいつも以上に真剣だった。


美術館前。


大きなガラスのピラミッド。


歴史ある建物。


歩美は立ち止まる。


「建物だけでもすごい……」


華子もスケッチブックを開く。


「入る前から描きたくなるね」


先生が声をかける。


「今日は作品をよく観察してください」


「ただ見るだけじゃなく、作者の工夫を考えてみましょう」


館内。


広い展示室。


たくさんの作品。


歩美はゆっくり歩く。


色。


光。


筆の動き。


日本で見ていた教科書の写真とは違う迫力があった。


そして。


ついに。


有名な絵の前へ。


「……すごい」


歩美は言葉が出なかった。


華子も静かに作品を見る。


「写真じゃ分からないものがあるね」


「うん」


本物を見ることでしか感じられないものがあった。


午後。


彫刻の展示室。


大理石の作品を前にする。


「形だけじゃなくて、動きが感じられる」


華子が感想を書く。


歩美はスケッチブックに鉛筆を走らせる。


「描くの?」


「少しでも覚えておきたいから」


歩美らしい答えだった。


夕方。


美術館を出る。


外の景色を見る。


パリの街並み。


夕方の光。


歩美はまたスケッチを始める。


「一日じゃ足りないね」


華子が笑う。


「うん。また来たい」


ホテルへ戻る。


夜。


明高荘。


日本では朝。


あかりと奈緒が写真を見る。


「すごい……」


「先輩、本当にフランスにいるんだね」


さやかも写真を見る。


「歩美さん、いっぱい描いてるね」


「帰ってきたら見せてもらおう」


パリでは、


歩美と華子が新しい芸術の世界に触れていた。


そして明日は、


さらに街を歩きながら、


フランスの風景を描く一日が待っていた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ