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ほのぼの日常系、明高スケッチ  作者: 九頭龍りく


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共通テスト自己採点・進路相談の回


大学入学共通テストが終わった翌週。


明石高校。


3年生の教室には、


いつもとは違う緊張感があった。


今日は、


自己採点の結果を確認する日。


明高荘。


朝。


談話室。


純子と優子は、


少し早起きしていた。


「昨日から何回も確認してる気がする」


優子が言う。


「それだけ頑張ってきたってことだよ」


純子が笑う。


でも、


二人とも少し緊張していた。


学校。


進路指導室。


先生と3年生が順番に相談する。


「点数だけを見るんじゃなくて、今までの努力や二次試験との相性も考えましょう」


先生の言葉に、


みんな真剣に耳を傾ける。


純子の番。


「どうでしたか?」


「思ったよりできたところも、難しかったところもありました」


先生は資料を見る。


「あなたの場合は、これまでの作品制作や学校での取り組みも含めて考えましょう」


純子は頷く。


次は優子。


「最後まで迷っています」


「迷うのは当然です。納得できる進路を一緒に考えましょう」


放課後。


明高荘。


談話室。


歩美たちは、


先輩たちの帰りを待っていた。


「どうだったかな」


あかりが心配そうに言う。


「きっと大丈夫」


奈緒が答える。


夜。


純子と優子が帰ってくる。


「おかえりなさい」


みんなが迎える。


「相談してきたよ」


優子が言う。


「まだ入試は終わってないから、ここから頑張る」


純子も笑う。


「共通テストは一区切り。でも、本番はこれから」


その言葉を聞いて、


歩美は少し考える。


先輩たちは、


ずっと努力してきた。


文化祭でも。


学校生活でも。


いつも明高荘を支えてくれた。


「先輩、応援してます」


歩美が言う。


「ありがとう」


純子と優子は笑顔になる。


その夜。


談話室では、


それぞれの未来の話をした。


大学へ進む人。


別の道を選ぶ人。


夢に向かう人。


明高荘のみんなの未来は、


少しずつ別々の方向へ進み始めていた。


庭を見る。


冬の家庭菜園。


まだ何も芽は出ていない。


でも、


春はもう少しずつ近づいている。


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