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ほのぼの日常系、明高スケッチ  作者: 九頭龍りく


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大学共通入学テストの回


1月中旬。


明石高校。


3年生にとって、


大きな日がやってきた。


大学入学共通テスト。


明高荘の朝。


まだ外は暗い。


談話室。


純子と優子は、


早くから起きていた。


机の上には、


受験票。


筆記用具。


最後に確認する参考書。


「いよいよだね」


優子が言う。


「ここまで長かったね」


純子が答える。


高校3年間。


文化祭。


後輩たちとの時間。


明高荘での毎日。


全部を思い出す。


そこへ、


歩美と華子が来る。


「先輩、頑張ってください」


「二人なら大丈夫です」


あかりと奈緒も応援する。


「先輩たち、いつも教えてくれました」


さやかも温かい飲み物を渡す。


「寒いから気をつけてね」


弓木家のみんなも見送る。


「行ってらっしゃい!」


試験会場。


たくさんの受験生。


緊張した空気。


純子と優子は、


深呼吸する。


「やれることはやった」


「うん」


そして試験開始。


1日目。


国語。


地理歴史・公民。


外国語。


2日目。


理科。


数学。


情報。


それぞれの科目に挑む。


夕方。


明高荘。


みんな落ち着かない。


「今ごろ頑張ってるかな」


歩美が言う。


「大丈夫だよ」


華子が答える。


夜。


純子と優子が帰ってくる。


「おかえり!」


みんなが迎える。


「どうだった?」


優子は少し笑う。


「緊張したけど、最後までできた」


純子も頷く。


「明日は切り替えて頑張る」


受験はまだ続く。


でも、


二人にとって大きな一歩だった。


数日後。


自己採点を終え、


次の大学出願へ向かう。


談話室。


純子が後輩たちを見る。


「歩美たちも、あっという間にこの時が来るよ」


「えっ、もうですか?」


みんな笑う。


時間は少しずつ進んでいく。


明高荘の3年生。


卒業まで、


あと少し。


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