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男なら一国一城の主を目指さなきゃね  作者: 三度笠
第三部 領主時代 -青年期~成年期-

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第二百二十九話 赤兵隊 2

7450年8月23日


「んべぇ~」


 キャシーが抱く赤ん坊にべろべろばぁをしてやると、赤ん坊はきゃっきゃと笑った。

 バストラル夫妻の間に生まれた女の子で、マイコと名付けられている。

 愛称はマイだ。


 マイが笑うのを見てキャシーも嬉しそうに目を細めた。

 バストラルもだらしなくやに下がった顔でマイの頬をつついている。


 この子が生まれたのは今年の四月だそうだ。


 マイコなんてちょっと前の日本人みたいな名だが、バストラルとしてはそのつもりで名付けたのだろう。

 なんとな~く語呂が合わない気もするけれど、個人的には良い名前だなとは思うし俺が何か言う筋のものでもない。

 マイ・バストラル……マイコ・バストラル……か。

 ん~、言う程語呂も悪くないような気もする。


 因みに瞳の色はバストラルともキャシーとも異なる少し薄い鳶色で、髪の色はサーモンピンクだ。

 顔つきは……乳児なので日本人っぽい部分があるのか無いのか良くわからない。

 まぁ、瞳や髪の色を別にしても小さな三角形の耳が頭の上から生えていて細い尻尾も生えているから、このままだと誰に見せても外見上では日本人的な要素なんかどこにもないけれど。


「五体満足で生まれてくれて本当に良かったです……」


 バストラルが優しそうな顔で言った。

 うん、本当にその気持ちは解る。

 自分に子供が出来、暫くしたら五体満足で生まれてくれることを神に祈るようになった。


 勿論、出産においてほぼ全てのケースでは五体満足で生まれくることは知っている。

 と言うより、障害を持って生まれるケース自体、身近にはなかったから気にしたことはなかったと言った方が適切かも知れない。

 小耳に挟んだところだと、そういう例も本当にごく稀にはあるらしいが、そんな時は大抵「死産」ということになるという。

 怖いね。


「ああ。健康そうだし将来は美人になりそうじゃないか」


 そう言ってやるとバストラルは満足そうな顔をして頷いた。

 キャシーも「……可愛いです」と言ってマイを軽く揺らす。


「べグリッツに来るのは来年の春から夏くらいで大丈夫そうだな」


 特に問題がなければ生まれてから一年後くらいで命名の儀式をするのが普通だ。

 そして、そのくらいになればオース一般の出来の悪い馬車での移動にも耐えられるようになる。

 バストラル一家のべグリッツへの移住自体は元々予定されていたもので、今更の話じゃない。

 キャシーの妊娠で遅れていただけだ。


「そうですね。来年の五月か、遅くても六月くらいには大丈夫だと思います」

「わかった。工場やラーメン屋で働いている奴らから連れて行きたいのが居ればその分の頭数は補充しておいてくれ」

「わかりました。そろそろ行きましょうか」

「ああ」


 この後は今年に入ってからバストラルが購入しておいてくれた、一六人の奴隷の命名に行かねばならない。

 勿論全員が普人族(ヒューム)の子供だ。


 そして、彼らの命名が終わったら奴隷とは別口の従業員の面接だ。

 仕入れなどで付き合いのある牧場や肉屋、卸先である娼館やレストランなどの経営者達から子弟をウチで働かせて貰えないかと言われているのだ。

 勿論、家督相続者以外の次子以降だけど、彼らとしては順調に商売を拡大しているグリード商会との繋がりを太くしたいのだろう。


 俺としても特に断る理由もない。

 乱波が混じっている可能性もあるが、もう既に乱波の頭の息子という大物を抱えている以上、あまり神経質になっても仕方がないと思っている。


 人並みに使えるようなら雇うし、あまりにもダメそうならお引き取り願うだけだ。


 ん~、そろそろバストラルだけでなく、レイノルズやサーラも面接に同席させてもいいだろう。

 来年にはバストラルもいなくなっちゃうしね。


 まぁ、明日から予定されている線路工事の希望者の面接は俺がやらなきゃいけないけど。




・・・・・・・・・




 ロンベルト王国とジュンケル候国の境界にあるデマカール山中。


「ハリー、貴方達は左から回り込んで。ウィコー達は右からよ。私の突撃を合図にして。いい?」

「「は」」


 ミルーが指揮する第四騎士団員達はパトロールの途中でフィアボルグの群れを発見した。

 群れの数は一〇匹もいないし、小さな個体(子供であろう)も混じっているので殲滅することを選んだのだ。


 タイミングを見計らい、ミルーは数人の部下を率いてフィアボルグの群れに突撃を仕掛けた。

 本当はまず弓などの飛び道具を使いたかったのだが、木の生い茂る山中では飛び道具はあまり役に立たないのだから仕方がない。


 部下達も善戦し、程なくしてフィアボルグの群れは一匹残らず掃討された。

 幸いなことにミルー達の方には軽い怪我人が一人出ただけだ。


 下っ端の兵隊にフィアボルグの魔石を採らせている間、ミルーは周辺に歩哨を立てると部下達のリーダーであるハリーとウィコーを集めた。

 彼ら二人は本来、第四騎士団では小隊長を務めているのだが、パトロールなどでミルーのような第一騎士団員と同道する際には一段下がって分隊長のような立場となり、第一騎士団員から部隊指揮を学ぶのだ。


 パトロール任務を兼ねた現任訓練(OJT)である。

 従って、個人の資質に左右される攻撃魔術などは余程の事態に陥る事でもなければ使用されることはない。


 なお、この現任訓練は第一騎士団内で独自に開発された教育手法で、他には広まっていない。

 基本的には騎士団だろうが職人だろうが、オースでの教育方法は徒弟制しかなく、他の騎士団員もこの教育法の真価を見抜く事も出来ていない。


 なぜなら、真の意味で現任訓練を受けているのは第一騎士団員ミルーの方であるからだ。


 また、訓練手法を理解出来た者が他の騎士団に配されて、そこで似たようなことを行っても、そもそもの団員の資質に大きな隔たりがあるからか、あまり良い結果を生むことはなかった。

 第一騎士団員は他の騎士団員と異なり座学も多目に行われているし、入団試験には実技の他に簡単な図形などを使った知能テストに近いものすら行われているからだ。


 因みに現在のミルーは小隊長としての教育課程の最終段階近くにあるため、このパトロール任務に当たっては先輩や上官は同行していない。

 帰着してから大量の報告書を書き、上官である第一騎士団の中隊長や小隊長による報告会と言う名の質問地獄を受けることになる。


「ハリーの突撃は良かったわ。タイミングもバッチリだったし」

「は。ありがとうございます」


 ハリーは三十路の虎人族タイガーマンだが、幾つも年下のミルーに対して嬉しそうに返事をした。


「ウィコーもね。でも、貴方はもう少し部下の様子に気を配るべきね。シラルだっけ? 私が援護しなきゃ危ないところだったわ」

「は……」


 ウィコーはミルーと同年代、二〇代半ばの狼人族ウルフワーだ。

 注意された事に納得が行かなかったからか、少し不満そうだ。

 なお、シラルは今回の戦闘で唯一怪我を負った者である。


「なに? 意見があれば言ってもいいわ」

「は。では。部下の様子に気を配ると言っても、突撃や乱戦の最中には……」

「出来ないと言うの?」

「いえ、出来ないとまでは言いませんが、難しいです」

「難しいのは分かってるわ。でも、それでもやるの。部下を殺したくないならね」

「は……ですが」


 ウィコーの言い分についてはミルーにも理解できる。

 彼女とて、従士や正騎士になりたての頃にはこういう事を言われて鍛えられてきたからだ。

 また、現在この瞬間も小隊長としての部隊指揮や部下の教育という試練の最中であるという自覚もある。


「ですが、なに?」

「いえ、その……」

「何を言っても怒らないわ。いいから言いなさいな」

「……私の目は頭の前に二つついているだけです。後ろから付いてくる部下達の様子までとても見れませんよ」

「そう。私やハリーも目の位置は貴方とあんまり変わらないと思うけど?」


 ミルーは肩を竦めながら言った。

 同時に「その立派な耳は飾りなのか?」とも思ったがそれは口にしなかった。


「は……それは……そうですが」

「私はシラルの危機に気が付いたわ。それに、私の分隊にいたマリアの危機にもね。ハリーもジャネットの援護をしていたわよ?」

「隊長がそう仰るのであればそうだったのでしょう。ですが私には……」

「無理だと言うのね?」

「……」


 ウィコーは言葉を詰まらせた。

 ハリーの方ははらはらした様子で二人のやり取りを見ている。


「無理なら仕方がないわね。貴方に小隊長は荷が重いと報告を……」

「いえ、無理ではありません! 難しいと申し上げました!」

「そうね。私やハリーにも出来るんだもの。貴方にだって無理ではないと思うわ」

「……」

「さっきも言ったけど難しいのは分かってる。でも、小隊長として部下を預かるなら出来なきゃ、出来るようにならなきゃダメなの。我が軍ではそれが出来ることが隊長に求められている最低限の資質よ」

「……はい」


 ウィコーは煮え切らない表情のまま項垂れた。

 しかし、現実として小隊長のミルーは自分の分隊員であるマリアの危機ばかりか、ウィコーやハリーの分隊員の様子にも気を配っていた。

 同僚のハリーにしても部下の援護を行っていたという。


 ウィコーはハリーと比べて不甲斐ない自分を呪ったが出来ない、いや、出来ていないのは事実である。


「部下に気を配るコツはね、想像することよ」

「想像、ですか?」

「そう。突撃前の配置は流石に覚えているでしょ?」

「はい」

「貴方が何歩か走って接敵した時、部下達はどういう隊形で尚且各員がどういう体勢になっているか、相手はそれに対してどういう動きをするのか、それに対し、部下達の動きはどうなのか、常に考えて想像すること。最初は間違うことも多いでしょうけど、慣れてくればその間違いも減ってくるし、間違いの傾向も掴めて来ると思うわ。そうしたらそれに合わせて想像を修正していくだけ。そして、バッチリ想像通りだった時も安心しちゃダメ。なぜ想像通りだったのか後でちゃんと考えを纏めることも大事ね」


 ミルーがそこまで言った時、歩哨が魔物の接近を告げた。

 ノールの集団らしい。


「さ。早速やってみるといいわ……各員、戦闘準備!」




・・・・・・・・・




「最近、あの黒い鎧を着た奴ら、よく見ますね」


 赤兵隊の若手の一人が目を細めて手で庇を作りながらバスコに言った。

 彼は非常に目が良く、驚くほどの遠目が利くので斥候からは外すことが出来ない。


「ああ……どうも黒鎧の連中は指揮官っぽいが、ロンベルト軍って指揮官には専用の鎧でも支給してんのか?」


 バスコも手製の単眼鏡を覗きながら返事をする。

 単眼鏡と言っても迷宮産の凸レンズしかない(凹レンズやプリズムは技術力がなくて作成出来ない)オースではいわゆるケプラー式の望遠鏡しか作れないので、バスコが覗いているものも倒立像しか得られないが、実用上大きな問題はない。

 この単眼鏡も凸レンズの存在を知ったバスコが清水の舞台から飛び降りる覚悟で購入し、自ら製作したものだ。


「さぁ……以前、ジースさんに聞いたこともありますが、ジースさんも知らないと言ってました」

「そうか。でも揃いの金属鎧プレートメイルを作れるくらいだから金持ち揃いなんだろうな」

「でしょうね。羨ましい限りですが、プレートメイルを着たまま平気な顔で山に入れるって、どんだけ体力あるんすかねぇ?」

「全くだ。それにあの黒鎧もそうだが、フィアボルグを相手にしても手傷を負ったところを見たことすらない。あいつもこの前見た奴より大分背が低そうだけど女かね?」

「ん~、流石に遠すぎて俺にはそこまではわかんないっす。女なんすか? ドワーフとかじゃなくて?」

「種族までははっきりわからんが、奴らが全員ドワーフやノーム、ハーフリングじゃなければ……。それに、尻尾も無いみたいだし、キャットピープルとかタイガーマンでもないだろう。鎧の胸のデザインからしてドッグワーやウルフワーという訳でもなさそうだ。エルフかヒュームの女だと思う」

「……女なのにプレートメイルを着て山歩くだけじゃなくてフィアボルグと戦うって……化けもんすか?」

「かもなぁ」

「なんにしても相当な手練なのは間違いなさそうっすよね。そもそもくっそ重いプレートメイルを着込んであの動きっすからねぇ……ん?」

「どうした?」

「……ありゃ……なんだろ? ゴブリンかな? あいつら、ゴブリンかなんかの群れに目を付けられたみたいっすね」

「どこだ?」

「あそこっす」


 裸眼と違い、大した倍率でなくとも望遠鏡の視野角は狭い。

 バスコは若手が指差す方向を確かめると、そちらの方に望遠鏡を向けた。

 少しだけ揺らしたがすぐに群れを発見したようで、単眼鏡の手元の筒をずらしながらピントを合わせている。


「ノールだな……三〇匹以上いるな」

「ええ、結構でかい群れっすね……あ、あいつらも気が付いたみたいっす」

「だな……それにしてもあんだけいりゃあ、魔法使うかな?」

「どうですかね? さっきのフィアボルグを倒した時も魔法使わなかったみたいっすから」

「ああ。お前も魔術光に気が付かなかったか。やっぱり魔法使ってなかったのかな?」

「ん~、昼ですし気が付かなった可能性もありますけど、お頭も気が付かなったなら……二人揃って気が付かないってこたぁないでしょうし、魔法は使ってなかったと思いますよ」


 そうしているうちにロンベルトのパトロール部隊とノールとの間で戦闘が始まった。

 ロンベルトのパトロール部隊は二〇名弱であり、ノールよりは大分少ないが、先程のフィアボルグの一団を倒した手際から考えて負けることはありえないだろう。


「奴らの戦い方の傾向を知るには丁度いいし、よく見とけ」

「魔法も見落とさないように、でしょ?」

「ああ、その通りだ」


 二人は暫くの間、黙って観戦していたが、予想通りロンベルトのパトロール部隊はあっという間に半数以上のノールを叩き伏せ、残ったノール達は蜘蛛の子を散らすように何処かへと逃げていった。


「……」

「どうしました?」

「いや、昨日見た奴らとの違いを考えていてな……」

「ああ、黒鎧がいなかった部隊でしたっけ」

「そうだ。兵隊の動きが大分違う。今のも殆ど被害がなかったんじゃないか?」

「そっすね……」

「やはり黒鎧は指揮官だな。奴らがいると動きが違う」

「来週あたり、物見に出してたヨームが戻る頃っしょ? 何か黒鎧について情報を仕入れているかも……」

「だといいがな……」


 彼らが雇われたジュンケル伯国は近い将来においてロンベルト王国への侵攻を企んでいるが、今は伯国が所属するグラナン皇国とロンベルト王国の間に不戦協定が機能している。

 いざ戦端が開かれた場合、赤兵隊もその一翼を担うことになっているため、赤兵隊の隊長であるバスコは相手の戦術や戦力の分析のため熱心な偵察を続けていた。




・・・・・・・・・




7450年8月29日


 なんとか予定通りにべグリッツへ戻ってこれた。

 商会の従業員の面接はともかくとして、工事人夫の希望者が予想以上に多かったため、帰り道も馬をすっ飛ばし続けるハメになった。


 本音を言えば、久々にミラ師匠の顔を拝みたかったのだが、明日にはウェブドス侯爵の名代として息子のウェブドス男爵が移住者のリストを持ってべグリッツに来ることになっているのだ。


 流石に彼と顔を合わせないで済ます訳には行かないため、折角時間を捻出できたにも拘わらず、師匠へのご挨拶については泣く泣く諦めるしかなかった。


 未だ日は長いとはいえ、流石に午後七時近くにもなれば結構薄暗くなっている。


 行政府前の広場でカムリ准爵とバルソン准爵と別れ、その足で屋敷に向かった。

 行政府の門番をしていた騎士団員から、ミヅチはついさっき帰ったばかりだと聞いたからね。


 屋敷に着くと衛兵が大声で俺の帰還を叫んだため、住み込みの下男やメイドたちも外に出てきた。


「お帰りなさいませ、お屋形様」


 ウラヌスから外したサドルバッグを持って付き従う厩番のルシオをすぐ後ろに引き連れたまま屋敷の玄関に入る。


「お帰りなさい」

「ああ、ただいま」


 玄関で待っていたミヅチが挨拶する。

 まだ普段着のままで着替えていない。

 ミヅチから一歩下がったところでは家令のパトリシア・バルトロメが万が一にでもミヅチがよろめいて転んだりしないように目を光らせている。


 ん~、こころなしか更にお腹が大きくなったかな?

 先月の終わりくらいから胎動を感じ始めたと聞いていたが、俺はまだその瞬間に触っていたことはないのだ。

 今日こそは触りたいものだ。


「お風呂の用意、まだなの。ごめんなさい」


 申し訳無さそうに言うミヅチも帰ったばかりで着替えも済ませていないんだから風呂なんか用意出来てる訳がない。


「ん。俺が用意するよ。それに、そろそろ風呂の用意はもう全部俺がする。危ないから高いところには……」

「そんなに心配しなくてもまだ大丈夫よ」

「いや、そうは言うけど、万が一ということもあるし心配なんだよ。なぁ?」


 パトリシアに同意を求めた。

 単に俺を迎える際にすら妊娠しているミヅチに気を配っている彼女のことだ。

 必ず俺の味方をしてくれるだろう。


「そうですね。ですが、奥様がお風呂のご用意をされる時には必ずセルジオに介添えをさせておりますのでご心配はいりませんし、まだご懐妊して半年ですから……」


 俺とパトリシアの言葉を聞いた女中メイド達もおかしそうに笑っている。

 揃いも揃ってすっかりミヅチに懐柔されちまってるのか?

 ちっ、裏切り者共め。


 ……ミヅチがしっかりと手綱を握っている証拠でもあるし、変に俺に追従されるより余程いいか。


 その夜。

 ギベルティに作らせた晩飯を食って寛いでいる時、遂にミヅチのお腹を蹴る赤ん坊を感じられた。


 あまりの嬉しさに飛び上がって喜んだ程だ。


 

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― 新着の感想 ―
[良い点] 更新お疲れ様です。 [一言] ふむ…まだゴム製鎧の存在は漏れていない。 知られた時にどの様な反応があるのか楽しみです。
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