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普通のおじさんがプロサッカーチームの監督になる話 第二部  作者: dodongadondon


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第五話 スポンサー



―――――――――――市川駅前商店街ーーーーーーーーーーーー



(お店のおばちゃん)あら 綾乃ちゃんじゃない 久しぶり


(篝)おばさん 元気にやってる?


(お店のおばちゃん)見てのとうりよう 元気だけが取り柄


家元達は篝に連れられて 市川駅前の商店街に来ていた

スタジアム最寄りは本八幡駅なので こっちに来るのは久しぶりである

駅前の裏路地から入ってすぐのとこにある 小さなスポーツ用品店に来ていた


(家元)で、綾乃さんここに なんの用なんですか?


(篝)当然 ユニフォームの注文よ


(家元)え?ユニフォームなら一応NFL時代のヤツ 人数分ありますよ?


(篝)そうじゃなくて 販売用よ


(家元)え? ああーなるほど


(篝)ここのスポーツ店は 地元の縫製工場の直営店なんです

だから 頼めば ユニフォームくらいちゃちゃっと作ってくれるし

いっそ 新作とか頼んじゃえば いいかと

そうすれば スタジアムにショップ作って売れるでしょ?


(小原)なるほど それは名案ですな


(店のおばちゃん)ん?なんの話してんだい?


(篝)おばちゃん 実はね


かくかくしかじかと 篝がいきさつを細かく説明した


(店のおばちゃん)ええー そんなん無理よ プロのやつなんて

うちは 草野球とか そういうので数着作るだけの店よ?


(篝)別に作れるだけでいいのよ そんな売れるほど うち人気無いし

100着くらいあれば 十分よ


(店のおばちゃん)ひい 100なんて無理無理

うちの工場20~30人しか働いてないんだから

草野球チームのやつすら まだ終わって無いってのに


(篝)そこをなんとか 多少時間かかってもいいから


(店のおばちゃん)う~ん じゃあ まあ主人に聞いてみるわ あんまり期待しないでね

後日連絡するから 連絡先教えて



――――――――――――――駅前喫茶店ーーーーーーーーーーーーー



3人は 話が終わると 駅前の喫茶店に来ていた

家元と小原はホットコーヒー 篝はダージリンティーを注文した


(小原)しかし なんで あの店で注文なんです? もっと大きな業者に頼めばいいのに


(篝)これ 私の考えなんですけど なんか 最近市川って元気ないじゃないですか?

小売店がどんどん閉店しちゃって 大手や外資にどんどん 大きなお店作られてじゃないですけど


(家元)ああ~ そうね そういや本八幡駅前もどんどん よくわかんない店建ってるね


(篝)市川ってそもそも 小さなお店がごちゃごちゃあるのが楽しい町だったのに

道路だの 外資だの 私個人的に 凄くイヤなんです

だから まだ頑張れるお店に頑張ってほしくて


(小原)ああ、それはなんかわかるかもしれない 小さい焼き鳥屋で私も買っちゃうかも?


(篝)でしょう? そういう感じであそこに頼んだの


(家元)う~ん まあなるほどね? でもスポンサーとしては弱いんじゃ?


(篝)チリも積もればって言うじゃないですか? でもそのおかげで

ステキな情報も手に入ったりするものですよ?


篝はそう言うと 一枚のメモ用紙をテーブルの上に置いた

何やら住所と電話番号が書いてある


(篝)おばちゃんに聞いた (新戦力)の情報ですよ? (´∀`*)ウフフ


第六話に続く


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