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普通のおじさんがプロサッカーチームの監督になる話 第二部  作者: dodongadondon


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20/24

第二十話 テキ屋



――――――――――市川フェニックススタジアム 入場口前---------



(篝)ふふん イイ感じじゃない?


篝は入場口前をチェックしにきていた 焼きそばやあんず飴などの露店が建ち並び

準備は万端である


(露店のおやじ)おおう 綾乃ちゃん


(篝)あ、おじさん どう?調子は?


露天商の面々は篝が古くから付き合いのある 友人である

親や、親戚とも仲が良く 家族ぐるみの付き合いだ 今回のイベントを話したら

一肌脱いでくれたのである


(露店のおやじ)いやー まだひとっつも売れねえよ このままじゃ赤字だぞ?こりゃ

てか道路沿いで 人の往来結構あるんだがね このスタジアムは

なんで無視なんだよ( ゜Д゜)


(篝)まあまあ 結構な枚数のチケット配ったから そのうちドカンと売れるわよ


(露店のおやじ)だと いいがねえ


そんなやり取りをしてると 女子高生の二人組が篝に声をかけてきた


(女子高生)あ、あのーすみません このチケットってどこで渡すのですか?


(篝)あ、ハイハイ こっちですよ 一緒にいきましょ


そう言うと篝は二人組を連れて行く

1分ほど歩くと 入場口前でモギリをしている 大久保のもとについた


(大久保)あ、いらっさ~い あれ?篝さん?


(篝)はい はい お仕事よ チケット受け取って


(大久保)へ~い


大久保は女子高生からチケットを受け取ると半券をちぎり 二人に返した


(大久保)再入場の際にそれ使うので無くさないでくださいねえ~


(女子高生)はい


そう言うと女子高生たちはスタジアムに入っていった


(大久保)で、今日は僕はモギリっぱでいいんすかね?

試合出ないでよさげ?


(篝)よさげねえ まあ親善だし 人数も揃ってるんで 


(大久保)バイト代ってどうなんです? タイムカードとか切ってないっすけど


(篝)ああ、今回は出来高よ (´∀`*)ウフフ 時給はないわ


(大久保)ええ?どういう?


(篝)ホラ アナタの居る簡易テントはグッズも売ってるでしょ?

ユニフォームが50着 後、テキ屋の方から預かってる ジュースね

それ売ってくれたら (純利益)が 今日のバイト代になるわ


(大久保)おおおおお マジっすかあ


(篝)そうよ だから頑張ってね


(大久保)うおおおお やる気でてきたあ( ゜Д゜)


(篝)あくまで(純利益)だけどね (´∀`*)ウフフ


そんなやり取りをしてると

鰻が息を弾ませながら走ってきた


(鰻)あ、篝さん ちょっと来てもらっていいですか?


(篝)あ、どうしたの? 



―――――――――――――――――鰻の出店屋台ーーーーーーーーーーーーーーー



鰻に連れられ 篝は鰻の出店屋台まで足を運んだ

露店のおやじのはからいで 鰻の食堂も出店を構える為 屋台を一つ借りていた

両親と鰻の家族総出で朝から仕込みで奮闘していた鰻だが


(鰻)ちょっと 試作作ったんだけど こんなんでいいんすかね?


そういうと鰻が篝にパンを手渡した


(篝)あら~おいしそう


ホットドック等に使うドックパンに何やらタルタルソースのようなものが仕込んである

篝が一口食べると


(篝)あら~おいしい なにこれ~


そのホットドック?は絶品だった タルタルソースに鰻のかばやきの細切れが仕込んでアリ

あまじょっぱさとマヨネーズの酸味がなんとも言えない

マッシュポテトもからめてあり ポテトサラダサンドのような味わいに鰻の甘さがちょうどいい


(鰻)ああ、よかった じゃあこれで今日はいきますか


(篝)凄いじゃない これ誰が考えたの?


(鰻)あ、一応僕ですけど、、、


(篝)凄い 焼蔵ちゃん サッカーだけじゃなく こっちも天才ね


(鰻)あ、いや そんなことは、、、


鰻が照れていると


(鰻の父親)へっ お前はアイデア言っただけで 作ったのは俺だろうがよ!


(鰻の母親)もう あんたったら 息子の手柄でいいじゃないの


(篝)あら~ お父さんが作ったんですね マッシュポテト とっても優しいです


(鰻の父親)お、おう ま、まあ 焼とはキャリアが違うからな( ゜Д゜)


(鰻の母親)何鼻の下のばしてんの?やだわ


(篝)あ、鰻さん そろそろ試合だからこのへんで


(鰻)あ、ハイ じゃ後頼んだよ父さん


(鰻の父親)はあ? お前誰にモノいってんだ?


そう言うと 鰻は小走りにロッカールームに向かって走って行った

するとそこに さっきの女子高生が


(女子高生)あの~ お姉さん関係者の方ですか?


(篝)あら さっきの?どうしたの あ、そうよ超関係者よ


(女子高生)あ、あの 林原選手ってどこにいるんでしょうか? 今日は来てない?


(篝)いえいえ 来てるわよう~ 今ロッカールームじゃないかしら?


(女子高生)ええ~そうなんですかあ


(篝)あら サインでも欲しい?


(女子高生)あ、ハイ!!


(篝)あらあら しょうがないわねえ~特別よ?(´∀`*)ウフフ


そう言うと篝はちょいちょいと二人を手招きした


第二十一話につづく







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