それぞれの行く末
(オルキス)
『これから如何するんだい?』
『ウチは何としてもブライティスをエリオンから取り返すが』
『内界組のおたくらは内界へ戻るなら勇騎の極秘図書館に記されてた』
『天空都市の境界線ミリオンリーグが内界と外界を繋ぐ架け橋と言われてたぜ』
リュウカ達に内界への帰り方を告げると
今度はリープ達に問い掛ける。
『それにリープとイヴお前達は如何する?』
『イヴの精密検査を受けるならリュウカ達と内界を目指すべきだし』
『平気だって言うなら』
『此処で別れて村で平和に暮らしたって誰も責めたりし無い』
リープとイヴは、これまでファントムとオルキスに巻き込まれる形で
見知らぬ異世界へと飛ばされ帰る事を目的に旅をしてきた。
イヴの事は心配だが一応当初の目的である故郷へ帰ると言う
目的は達成しているため、これ以上はリープとイヴが冒険をする理由は
内界で検査を受けるかどうかくらいしか無い。
(イヴ)
『リープ……』
イヴは、何かを決意したようにリープを見詰める。
(リープ)
『ファントム……オルキス……』
『俺は……俺達は……』
『ブライティスを助けたい!』
イヴが廃人化したときブライティスに殺されそうになったが
それでも共に冒険してきた仲間を見捨てたく無かった。
(リュウカ)
『それは……わたくし達も同じ気持ちですわ!』
(ガオウ)
『勇者だか何だか知らねえけど一発ぶん殴らねぇと気が済まねえよ!』
勇者の居る首都ガルドへ乗り込む前に
ルイスとテイルズの無事も確認するため一度村へ戻った。
だが村へ着くと村は焼け野原となっていて村人は誰も居らず
オーロラの跡地にもルイスとテイルズの姿は見当たらない。
(リープ)
『まさか勇者が……』




