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蒼井小話帖  作者: 蒼井 つばさ


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【クスッと】親の言った言葉でも子どもはよく覚えていると思わされた話

平日よりは少しまったりと過ごす、週末の朝。

普段よりも1時間ほど長くベッドの毛布に包まれている。


目は覚めているものの、まだ布団から出たくない。

そんなことを思っていた。


普段、就寝時はヘッドレストに眼鏡を置いている。


その眼鏡を見つけたのか、私の顔に眼鏡がないことに気づいたのか。

むくりと身体を起こした娘が、目尻を釣り上げながら姿勢を正す。


そして、一言ビシッとキメる。


「ちゃんと、めがね、かけなちゃーい!」


普段から、メガネに手を伸ばしてイタズラをしようとしている時には

「眼鏡がないと、ママおめめ見えないんだ。眼鏡はママの“大事”なんだよ。」

という話はしている。


それを覚えているのだろう。

実はこんなことがあったのは、今回が初めてではないのだ。


“眼鏡は、ママの大事なもの”

“眼鏡がないとママはおめめが見えない”

という認識は、少なからずあるに違いないのだ。


保育士時代にも思ったことはあった。

それが、この一連の出来事で確信に変わったのかもしれない。


親に限らずではあるが、“身近な大人”からの言葉は、

『子どもにとって印象強く残るものなんだなぁ。』

と、改めて思わされた出来事だった。

そもそも、最近の私たち親に対する口調が

「ちゃんと〇〇ちなちゃーい!」

って言うんです。


そんなことが続いたからでしょうか。

夫が

「あいつ、最近やたらと上から目線やな。」

と言っていました。


「いや、私らの真似してるんやろ…。」

と釘を刺しておきました。


私たち大人も、言葉遣いにはきをつけなければ…。

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