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蒼井小話帖  作者: 蒼井 つばさ


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【クスッと】2歳児、既に“食”へのこだわりが強い件

とある週末の昼食。


朝に厚めのホットケーキを食べていて、お腹に溜まっているであろう娘。

夫も、その残りを食べていてお腹は膨れ気味な事が予想される。


それらの理由から、

『あっさりさらっと食べられるものがいいかなぁ。』

と思い、うどんにすることにした。


「冷たいおうどんと、温かいおうどん。どっちがいい?」

確認をとると

「うーん…。ちゅめたいのー!」

と娘が言うので、今日は冷たいうどんにすることにする。


冷やしきつねうどんである。


付け合わせのお惣菜は、娘はだし巻きをチョイス。

大人用には一口サイズのかき揚げ。

うどんに天ぷら系は相性が良い。


うどんの用意もでき、惣菜も温め直すと食卓に並べる。


一口サイズのかき揚げは、以前自分用に買ったことがあった。

天つゆではなく、レモンをかけるのが美味しかったので一緒に並べておく。



それが起こったのは、いただきますをしていざ食べるという時だった。


私が鼻歌を歌い出しそうな雰囲気をまとい、かき揚げにレモンをかけた瞬間


「かけたらだめぇぇぇぇ!!!」


と、娘が号泣し出したのだ。

私と夫は、一瞬困惑する。


「…え?食べたかったの?」

ブンブンと首を横に振る。

「これ、ママが食べるんだよ?」

「かけたらだめなのぉぉぉ!!」

「…え?何もかけずに食べたらいいの?」

「うん…。」


そんな攻防戦を繰り広げたのち、やっぱり自分が欲しかったらしい。

そのかき揚げは娘のお皿の中へ入っていった。


「ママ、食べたかったなぁ。」

と言うと、夫が半分分けてくれた。


だが、これがまた娘が気に入らなかったらしい。

「ぱぱが、たべるのぉぉぉ!!」

と、また号泣。


ママは、しょんぼりしながらかき揚げを諦めたのだった。


それにしても

“余計なものをかけてくれるな!”

“これはパパのもの!”

など、食へのこだわりが既に強いらしい娘…。


将来どうなることやら…。

母は先行きが不安になるのだった。

結局、そのかき揚げは自分で食べる事はありませんでした。

「じゃあ、ママ食べていい?」

と訊いてみたら、


「だめ!ぱぱがたべるの!」

と言う娘…。


そう、パパっ子なのよ。

パパ大好きなのよ。


だから、ママがパパのおかず食べようとすると

いくらパパが

「ママにあげる。」

と言ったところで

「だめ!ぱぱの!」

と、断固拒否なのです。


そんなところにもこだわりを見せる娘…。


本当に、将来どうなることやら…。

ママは先行きが不安です。

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