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蒼井小話帖  作者: 蒼井 つばさ


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【クスッと】女の子は誰だってオシャレにこだわりたたい生き物なんです。

2度目の美容院に行った日の午後のこと。


ちょっと遠出だったこともあっただろう。

不慣れな環境で緊張していたこともあっただろう。


抱っこで移動していたとはいえ、疲れていたらしい。

普段よりしっかり午睡をとっている。


そんな娘を脇目に、私は洗濯物を畳んでいた。


ふと、娘の起きたような雰囲気を感じ、声をかけてみた。


「りんたん、起きたん?」


すると

「おきてないー」

と、くすくす笑う声と共に、そんな返ってくる。


「そっかぁ。起きてないんかぁ。」

と返しつつ、洗濯物の片付けを進めていた。


次の瞬間


「りんが、○△□※×〜!!」


という、聞き取れない言葉を放ちつつ、号泣している娘。


「え?何?どうしたん?こっちおいで?」


一度私の元に呼び寄せて、膝に座らせて抱っこしながら背中をトントンしながらもう一度訊く。


「りんたん、どうしたん?」

「りんがするのぉぉぉ!」

「りんが、何をするの?」

「りんがえらびたかったぁぁぁ!」


…ん?

選びたかったって?


「え?何を選びたかったの?」

「おようふく…。」


お洋服選びたかった?


「お洋服選びたかったん?」

「…うん。」


娘はまだ泣いている。


「ん?ママがお洋服選んでると思ったの?」

「…うん。」

「違うよ?ママは、パパがお洗濯してくれたお洋服お片付けしてるんだよ?」


「え?そうなの?」

急に声色が明るくなる。


「そうだよ?だから今は選んでないよ?明日保育園に行く時に、自分でお洋服選ぼうか!」

「うん!」


…どうやら解決したらしい。


2歳といえど流石は女子。

オシャレにはこだわりたいお年頃のようだ。

さて、そんな翌朝。

お洋服選びのために張り切っているからか、いつもより寝起きの機嫌が良かった娘に


「お洋服選びに行こうか!」

と誘い、衣装ケースの前へ連れて行き

「さて、どれにする?」

ときくと…


「らいおんさんでしょー?ずぼんはぁ…これ!」

と、ちょっとカッコいい路線のコーデを作っていました。笑


…とはいえ、ライオンといえどキッズ向け。

猫ちゃんみたいな可愛いライオンさんなんですけどね。笑


髪の毛は軽率に

「おだんごがいいー!」

とリクエストする、可愛いものが好きな娘。


かと思いきや、

「りん、“かっこいい”がいい!」

と言う、ボーイッシュな一面もある娘。


ギャップがすごいけど。


どちらの娘も愛おしいと感じる私なのでした。

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