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蒼井小話帖  作者: 蒼井 つばさ


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【クスッと】2度目のヘアサロンで常連顔をする2歳児

昨年末、ヘアサロンデビューをした娘。


それから3ヶ月がすぎ、前髪も随分伸びてきた。

「いい加減そろそろ切りに行かないとね。」

と、夫と相談して週末に行くことにして、ホットペッパーからサロン予約をしたのだった。


サロンは年末の時と同じところ。

スタイリストは、

『少しでも面識のある、前と同じ人がいいかな?』

と少し迷ったが、娘ももうそこまで大きな人見知りをしなくている。

指名はしないことにした。


前日から

「明日は、髪の毛チョッキンしに行くよ!」

と話していた。


その効果からか、当日になると

「かみのけ、きりにいくもーん!」

と、ノリノリな娘。


桜もきれいに咲いているからか、道中も張り切って

「あるいていく!」

と言っていた。


…結局、家を出て数歩で夫に抱っこされていたが。


サロンに着くと、戸惑う様子も見せない。


「絵本持って行っていいよ。」

とスタイリストに言ってもらい、絵本を選ぶ。


「くまさんのがいい!」

娘が選んだのは、せなけいこ氏の絵本セットだった。


それを抱えて、案内してもらう時もひとりでしっかりスタイリストに着いていく。

椅子に座る時も、子ども用の補助台を置いてもらい、自分でよじ登る。


タオルやケープを着けてもらう時も、堂々とした表情をしている。


施術中に於いても、まるで雑誌でも読んでいるかのように絵本を広げる。



…だが、ここで性格が出る。



ヘアサロンの特色であると思うが、ページの隙間に挟まっている毛が気になるらしい。

席の近くに置いてあったであろう、小さなホウキのようなブラシを取ってもらい、挟まっている毛をはらっていたのである。


「りんちゃん、綺麗好きなんやねぇ。」

なんてスタイリストには優しい言葉をかけてもらっていた。


そんな風に時間を過ごし、20分ほど。

一旦の施術が終わると、

「これでどうですか?一度確認お願いします。」

と、スタイリストが私を呼ぶ。


席まで向かおうとする私の方を向き

「ままー?みてー?」

と、今度は娘が私を呼ぶ。


前髪をもう少し短くしてほしい旨と、全体をもう少し軽くしてほしい旨を伝え、仕上げをしてもらう。

仕上げ後、もう一度スタイリストが私を呼ぶ。

それに合わせて、また娘も私を呼ぶ。


娘は、髪のセットまでしっかりと要求する始末。


会計まで終えると、子どもように用意されたものであろうお菓子までしっかりといただく。



ねぇあなた

ここくるの2回目だよね?


ちょっと堂々としすぎではないですか?

初めて伺った時でさえ、堂々としていて

『初めて行くところで髪を切ってもらうの泣いたりしないかな…。』

と心配していた私をよそに、周りで鳴っているいろんな音が気になるらしく

「なんのおとー?」

と、スタイリストさんに訊いていたのを昨日のことのように覚えています。


初めてでもそれで、2回目がこれ。


しかも、お菓子はちゃっかりふたつもいただいていました。笑


ちなみに、帰り道は少しゆったり歩きながら近所の川沿いの桜を堪能して帰りました。

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