表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
蒼井小話帖  作者: 蒼井 つばさ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

35/45

【キュンと】最上級の“すき”の思い

ある週末の午睡(お昼寝)時間のこと。


昼食も終えて、娘とふたりで寝室へ戻る。

間接照明をつけて、部屋の電気は消す。


そんな薄暗い中、ぬいぐるみやメルちゃん相手に遊んでいる娘。


これはいつもの光景で、大して珍しくもないことだ。


…この後

「ままべっどがいい!」

と、私の上に乗ってくるところまで。


最早デフォルトなのだ。


この日も、いつものように戯れ(じゃれ)ながら私の上に乗ってきた。

そんな娘からとびっきりの笑顔で出てきた次の一言に、私は心臓を撃ち抜かれたのだ。



「まま、あいしてるよー❤️」



あなた、一体どこでそんな言葉覚えてきたの?


「ママも、りんのこと愛してるよー❤️」

と、思いっきり抱きしめたのは言うまでもない。



そういえ先日、娘に“愛してる”という言葉を使ったような気はする。


何かで叱った時、

“ママに嫌われたと思った”

と、大粒の涙をこぼしていた娘を抱きしめながら


「ママは、りんのことが嫌いで怒ったんじゃないんだよ。

 ママは、りんのこと、絶対嫌いにならないよ?

 世界一大好きなんだよ?

 りんのこと、世界一愛してるの。」


確か、そんなことを言ったと思う。


ただでさえ、ニコニコの笑顔で

「ままー」

と呼んでくれるだけでも無償の愛を受け取っている。


それなのに、しっかりはっきりした言葉で

「あいしてるよ❤️」

なんて言われたのは、幸せすぎてどうにかなってしまいそうだ。


なんと言っても、娘の初めての“愛してる”をもらったのだ。

まさに母親冥利に尽きると言うものである。


2歳にしてこんな風に

“大好き!”

の気持ちをストレートに表現できるのは、本当にすごいと思う。


このまま、素直な優しい女の子に育っていってほしい。


娘の穏やかな寝顔を見ながら、そう思うのだった。


しばらくの間、胸にはじんわりとした暖かみが余韻を残していた。

ちなみに、この“愛してる❤️”のコールアンドレスポンスを2度ほど繰り返した後

再度

「りんたん、愛してるよー❤️」

とぎゅーっと抱きしめた私に娘がニヤニヤ顔で放った一言…


「あいしてなーい。」


…いや、そんなオチ要らんて!


流石関西人の両親を持つ娘…

お笑いのセンスは抜群なようです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ