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蒼井小話帖  作者: 蒼井 つばさ


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【クスッと】コロッケは無限に食べられる説

週末のお買い物。

この日は、私と娘とふたりで過ごす日。


別名:ワンオペ育児DAY!


事前に、娘には

「りん。お昼ご飯何がいい?」

と訊いていた。


当然のように、カレーをリクエストする娘。


レトルトカレーのストックはある。

レンジ加熱している間も、こまめに娘の様子を見ることもできる。

何か作るにしても、自分と娘のふたり分。

…というか1.5人分ほどを作るのも分量調整がめんどくさい。


そういうこともあり、カレーライスにすることにした。


ただ、それだけでは私が足りないかもしれない。

だけど、午睡時間のこともある。

作っている余裕はない。


ということで、何かお惣菜を買うことにした。


「おかず買おうと思うんだけど、何にする?コロッケ食べる?」

ふと目に入ったコロッケを提案してみる。


「ころっけ、たべるー!」


元気な返事が返ってきたので、今日の付け合わせはコロッケにすることにした。


惣菜コーナーの陳列棚には5個入りと2個入りが並んでいる。

娘は食べると言っているが、今までの経験上実際に食卓に着いたとき、本当に食べるかどうかは定かでない。


少し悩んで2個入りをカゴに入れた。



「ねむたくなっちゃったぁ。」


帰宅途中で眠くなってきたらしい娘。

それならばと、帰宅早々に昼食準備をして、ふたりで昼食タイム。


「りん、ころっけからたべるー!」

といって、コロッケに齧り付く。


そんな姿を横目に、カレーを頬張りながら少しずつコロッケも食べている私。


娘が半分ほど

私が3/4ほど


コロッケを食べ終えたころ、娘が私の皿を覗き込みニコニコしながら一言。


「のこりは、りんがたべるね!」


「えぇー?これはママのだよーぅ!」

と、軽く頬を膨らませて文句を言ってみる。


すると、みるみる娘の目には涙が滲み、悲しい声をあげる。


『きっと、残すんだろうなぁ。』


そんなことを思いつつ

「そんなに食べたかったん?じゃあ食べていいよ。あげるね。」

と、娘にコロッケの入った皿を差し出す。

娘はその皿から、自分の皿にコロッケを移して、私から強奪した方から頬張る。


自分の皿に乗ったコロッケを食べ終わり、カレーもなんとか平らげる。


その後に出てきた娘の言葉。


「ころっけ、もっとたべるー!!」


…娘よ。

すまぬ。


今日のコロッケはその2つしかないのだ。


そのことを伝えると号泣する娘。


…そんなに食べたかったのか。


こうして、今度から5個入りのやつ買おうと心に決めた私なのだった。


2歳娘。

大好きなコロッケは無限に食べられる説。

…いや、絶対無限ではないけど!!


とはいえ、好きなものはがっつり食べる。

その分、他のものは食べなくなる娘。


食べたれるものをしっかり食べてくれるのはいいんだけどさ。


できるだけバランスよく食べてほしい。

そんな気持ちも捨てられない母心なのでした。


ちなみに、このことから2週間ほど過ぎた頃

夫が、近所の商店街にある精肉店でコロッケを買って来てくれました。

これがまた、味付けのしてある牛すじ肉が入っていて絶品なんです。


夕食の食卓に並べると…

他にもおかずはあったからか、3/4程食べると

「ころっけ、もういらないー。」

と言って残していました。


あっけなく、“説”は否定されましたとさ。笑

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