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蒼井小話帖  作者: 蒼井 つばさ


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【クスッと】ママの匂いはどんな匂い?

週末の午睡時に、私の腰枕にしている薄いクッションを枕にして寝たがる娘。


低反発系のベッドのマットレスとはいえ、平らなところで寝ることは身体に負担がかかる。

そんな私には、この腰枕は必需品なのである。


それを、私から強奪しようとするのである。

仕方がないので

「保育園保休みの日のお昼寝の時は、りんが使っていいよ。でも、夜ねんねするときはママに返してね。」

と言って使ってもらっている。


随分前からそんな姿が見られるのだ。


午睡時だけでなく、夜の就寝時にも。

そんな夜は、このクッションが(ママ)にとって必要なものであることを伝えて返しもらう。


『きっと、平日保育園に行っていて、寂しい思いをしているんだろうな。』

『私の匂いがして、落ち着くのかもしれないな。』


なかなか離してくれず、泣き出す時もある。


ちっちゃいクッション(これ)がいいの!」

と、駄々をこねるときもある。


だが、そんな姿は微笑ましい。

愛おしくも思っていた。


そんなある週末のこと。

私は思い切って、娘に聞いてみることにした。


「ママの匂いがして落ち着くからそれがいいの?ママの匂いってどんな匂い?」


すると、悪戯っぽい顔で


「うーん…。」


と思考したかと思った、次の瞬間



「くちゃい!!」



と、満面の笑顔で言われてしまった。


私、思わず大笑い。


誤解のないようにいっておくが、ちゃんとお風呂には入っている。


だが、いかんせんカバーもかけていないクッション。

綿がなんとなーく入っている程度の布である。


ある程度の寝汗が染み付いているのだろう。


大笑いはした。


したけど。


『私、そんなに臭いの?』


流石にショックが大きい。


そんな午睡前のひと時。

ちなみに、

「じゃあ、パパの匂いはどんな匂い?」

と聞いてみました。


すると、同じような悪戯な顔で


「うーん…。」

と考えると


ニカっと笑って

「わかなない!」

と言っていました。


最近、パパと過ごす時間減っちゃってるもんなぁ…


と、私の方が少ししんみりしてしましました…

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