子供部屋おじさん、来週の目標を立てる
『――鈴木 亮太のレベルが14へ上昇しました。HP+12 MP+8 攻撃+8 防御+8 魔力+8 精神+9 俊敏+7』
(うむ。レベルアップか……順調に強くなっている)
鈴木 亮太 LV14
HP 140(+22)
MP 86(+15)
攻撃 84(+15)
防御 84(+15)
魔力 84(+15)
精神 97(+15)
俊敏 71(+12)
スキル 剛力LV1 炎魔法LV4 回復魔法LV3 直感 超睡眠 防護壁 棍棒術LV1
超睡眠によるステータスも伸びは、コツコツとしているがここまで来ると結構大きい数字になってきている。
スキルにも恵まれ、ダンジョン探索は安定していた。
今週最後の狩り。スケルトンを80体狩ったところで、一休憩を入れた。
『明日はやるの?』
「いえ。もう今週5日目なので、休みです」
『落ち着いた配信で良い感じ』
『ガツガツしてるからなぁ、みんな』
『頭のねじとんでるのとかもいるしね』
『なんならどこかイカれているヤツが普通の業界』
『こんな一般人は珍しい』
『一般人(強い)』
『わりとこうゆうの求めてた』
『来週はどうするの?』
「来週は……そうですね。第七階層の隠しエリアに行きます。協会が今、薬草が流通不足ならしく高値で買い取るらしいので、せっかくなので狙いにいってみます」
『おー。あそこかぁ』
『地下なのに自然溢れるフィールドエリアな……』
『ポーション1個作るのに、バカみたいな量の薬草必要だからなぁ』
『薬草採取エリアか……』
『リョータさんならいけるやろな』
『まあ、いうてスケルトンと違って魔法は撃ってこないしな』
『おじさんファイト!』
『運搬人雇わないの?』
「ええっと……今のところは」
運搬スキルなどを運良く獲得した探索者は、運搬人という生業を営んでいる者もいる。
荷物運びをしてくれるのは助かるし、効率が上がるのは間違いないが、サンダー・スネークの一件もあって今は人とダンジョンへ入る気分ではない。
『人を増やしたくないのね』
『一人がいいのわかるぞ~』
「ははは、まあ、俺はもうおっさんだから……効率重視ってわけでもないんだ」
『だろうねぇ』
『ちともったいない気も……』
『ていうか実際、もったいないぞ。普通に将来トップレベルの探索者になれる素質はあろそうなのに』
『明らかに成長率エグいからねぇ』
『魔法も前衛もこなせるし』
『今からでも上目指す気ない?』
「まあ、ないと思いますよ」
『てか、あそこって隠しエリアなの?』
『まあ、裏エリアとも言うね』
『毒対策した方がいいよ』
「わかっています。ちゃんと対策は用意しますよ」
そんな会話をした後、鈴木は休憩を切り上げて狩りを再開した。




