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40歳子供部屋おじさん、社会復帰のためにダンジョンへ入る  作者: 音有五角


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40/47

子供部屋おじさん、仕事を終える

『――鈴木 亮太のレベルが13へ上昇しました。HP+12 MP+8 攻撃+8 防御+8 魔力+8 精神+9 俊敏+7』


『――炎魔法のLVが4へ上昇しました』


『――フレイムウェーブを習得しました』


(お、レベルが上がったか。超睡眠でもステータスは上がっているし、中々の数値になった)


 鈴木 亮太 LV12→13


 HP 128→140(+21)

 MP 78→86(+14)

 攻撃 76→84(+14)

 防御 76→84(+14)

 魔力 76→84(+14)

 精神 88→97(+12)

 俊敏 64→71(+12)


 スキル 剛力LV1 炎魔法LV4 回復魔法LV3 直感 超睡眠


(よし、炎魔法のレベルが上がって、より強力な炎魔法を撃てるようになったか。まだ単体魔法ではあるが、威力は高くなっている。サンダー・スネークで少し火力不足を感じていたから、これは助かる)


 精神は3桁を突破し、それ以外ももうすぐ3桁を突破しそうだ。

 依頼は散々であったが、お金を稼ぎつつ、強さを高めることは出来た。


「あ、ありがとうございます。みなさん大丈夫ですか」


 顔を青くした佐藤さんが、探索者達へ声をかける。

 海野はポーションを飲んだ後、立ち上がってこくりと頷いた。

 彼には助けられたので、鈴木も礼を言う。


「助かったよ」


「いえ……むしろ、鈴木さんがいなければ、倒すなんてとても……」


 若手探索者達は無言でうつむいていたが、とりあえず無事なようだ。

 しかしとてもではないが、作業は続行できない。

 万が一、またサンダー・スネークと遭遇したら同じように上手くいくとは限らないからだ。

 傷を癒し、体勢を整えた後にダンジョンからは撤退した。

 残った分は、後日他の探索者と共にやっていく流れになるらしい。

 それでも約束された分の報酬は、鈴木達へ振り込まれるという。

 1日30万円だったので、合計150万。

 まとまった収入を、得ることが出来た。

 また、作業員達が鈴木達のやりとりの録画データを提出し、若手探索者はパーティーの段取りとは違う行動をとったため、協会の判断でサンダー・スネークの魔石代は海野と鈴木にのみ支払われ、若手探索者の2人には支払われなかった。

 なので、サンダー・スネークの討伐によって4万円の追加報酬が後日振り込まれた。


(はぁ……いつもより、ひどく疲れたな)


 気疲れが激しい。

 パーティー戦は安定だというが、案外そうでもない気がした。

 人と組んで戦うことは疲れるし、リスクが多い。

 もちろん、ソロもリスクが多いわけだが……。


(……ああ、そうだ。この後は真由美と飲む約束だ)


 今日は華金。真由美に誘われていたので、飲み屋で飲む予定であった。


(ちょっと今日のことぐらいは、愚痴りたくなるなぁ)


 そう思ったので、この後の鈴木は酒を飲みながら、真由美にサンダー・スネーク戦のことやら、海野は優秀だったが、若手探索者2人とやるづらかったこと、協会が適当するぎるなどと、色々愚痴ったのであった。

 真由美はそんな鈴木の様子を、酒を飲みながら、楽しそうに話を聞いて、相槌を打っていた。

 時間はあっという間に、過ぎていった。

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