子供部屋おじさん、仕事を終える
『――鈴木 亮太のレベルが13へ上昇しました。HP+12 MP+8 攻撃+8 防御+8 魔力+8 精神+9 俊敏+7』
『――炎魔法のLVが4へ上昇しました』
『――フレイムウェーブを習得しました』
(お、レベルが上がったか。超睡眠でもステータスは上がっているし、中々の数値になった)
鈴木 亮太 LV12→13
HP 128→140(+21)
MP 78→86(+14)
攻撃 76→84(+14)
防御 76→84(+14)
魔力 76→84(+14)
精神 88→97(+12)
俊敏 64→71(+12)
スキル 剛力LV1 炎魔法LV4 回復魔法LV3 直感 超睡眠
(よし、炎魔法のレベルが上がって、より強力な炎魔法を撃てるようになったか。まだ単体魔法ではあるが、威力は高くなっている。サンダー・スネークで少し火力不足を感じていたから、これは助かる)
精神は3桁を突破し、それ以外ももうすぐ3桁を突破しそうだ。
依頼は散々であったが、お金を稼ぎつつ、強さを高めることは出来た。
「あ、ありがとうございます。みなさん大丈夫ですか」
顔を青くした佐藤さんが、探索者達へ声をかける。
海野はポーションを飲んだ後、立ち上がってこくりと頷いた。
彼には助けられたので、鈴木も礼を言う。
「助かったよ」
「いえ……むしろ、鈴木さんがいなければ、倒すなんてとても……」
若手探索者達は無言でうつむいていたが、とりあえず無事なようだ。
しかしとてもではないが、作業は続行できない。
万が一、またサンダー・スネークと遭遇したら同じように上手くいくとは限らないからだ。
傷を癒し、体勢を整えた後にダンジョンからは撤退した。
残った分は、後日他の探索者と共にやっていく流れになるらしい。
それでも約束された分の報酬は、鈴木達へ振り込まれるという。
1日30万円だったので、合計150万。
まとまった収入を、得ることが出来た。
また、作業員達が鈴木達のやりとりの録画データを提出し、若手探索者はパーティーの段取りとは違う行動をとったため、協会の判断でサンダー・スネークの魔石代は海野と鈴木にのみ支払われ、若手探索者の2人には支払われなかった。
なので、サンダー・スネークの討伐によって4万円の追加報酬が後日振り込まれた。
(はぁ……いつもより、ひどく疲れたな)
気疲れが激しい。
パーティー戦は安定だというが、案外そうでもない気がした。
人と組んで戦うことは疲れるし、リスクが多い。
もちろん、ソロもリスクが多いわけだが……。
(……ああ、そうだ。この後は真由美と飲む約束だ)
今日は華金。真由美に誘われていたので、飲み屋で飲む予定であった。
(ちょっと今日のことぐらいは、愚痴りたくなるなぁ)
そう思ったので、この後の鈴木は酒を飲みながら、真由美にサンダー・スネーク戦のことやら、海野は優秀だったが、若手探索者2人とやるづらかったこと、協会が適当するぎるなどと、色々愚痴ったのであった。
真由美はそんな鈴木の様子を、酒を飲みながら、楽しそうに話を聞いて、相槌を打っていた。
時間はあっという間に、過ぎていった。




