↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
40歳子供部屋おじさん、社会復帰のためにダンジョンへ入る  作者: 音有五角


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
23/47

子供部屋おじさん、シタカエルを狩りまくる

 真由美と会ったことにより、鈴木のモチベーションはさらに高まった。

 シタカエルとの戦闘は、一撃で倒せるということもあり、2日目以降は被ダメをほとんどせずに進行させることが出来た。

 日給2万後半から3万程度まで手取りが伸び、中々のお金が稼げた。

 そうして堅実に狩りを続けること、金曜日。この日も18時までがっつり狩り、魔石を110個回収しつつ、ステータス画面を開いた。


 鈴木 亮太 LV9→11


 HP 92→116(+13)

 MP 54→70(+7)

 攻撃 52→68(+7)

 防御 52→68(+7)

 魔力 52→68(+7)

 精神 61→79(+6)

 俊敏 43→57(+6)


 スキル 炎魔法LV2→3 回復魔法LV2 直感 超睡眠 剛力LV1→2


 レベルは11へと上昇し、よりステータスが上昇。

 炎魔法はより威力が増し、火力が上がった。

 剛力スキルもレベルが上がり、攻撃の上昇値が20→25%へと上がった。


『第六階層いけるのでは?』


『第六いっても良い実力なのに、なぜいかん』


『ソロだから慎重なのかな』


『まあ、実際、慎重なヤツのが生き残る』


『驚くことに下調べすらしない、猪突猛進がザラだからなぁ……』


 若さ溢れるからか、探索者はガンガン進むタイプが多いようだ。

 鈴木は戻りの道を進みつつ、コメントと雑談した。


『探索者続けられそうですか?』


『鬱は大丈夫?』


「まあ、はい。それに最近、モチベが高いので」


『そうなん?』


『なんで?』


「色々です」


 収入を得られたこと。社会復帰し始めていること。真由美とまた会えたこと。

 まだ胸を張れる状態じゃないが、少しずつ、毎日が楽しくなり始めている。


「それではまた、次回」


 鈴木はそう言って、配信を締めくくった。



 ☆




 今週の稼ぎは14万となった。

 休みの日はダンジョン配信を見て、情報を集めたり、他の探索者の状況を見たりして、業界のことを学んだ。

 意外と、副業で探索者をしている、という境遇の者が多い。

 このご時世、収入を少しでも上げるため、副業へ手を伸ばしがちだ。

 そしてそういった者が、ソロ探索者に多い。おそらく、社会人同士スケジュールが合いづらいからだろう。

 ソロ探索者の大半は、格下の層で戦うため、第一階層や第二階層が多い。

 いわゆる安全思考だ。

 鈴木も同じといえば同じだが、ある程度は積極的に進んでいるので、珍しい部類に入って来るだろう。

 といって、パーティーを組む気にはなれない。

 似た境遇の者がいないのだ。

 鈴木ぐらいの年で専業探索者を始めた者はいない。彼ぐらいの年は、いわゆるベテラン探索者だ。さすがに活動している場所、レベルが異なってくる。

 となるとここ最近始めた若い探索者だが、若者と手を組むのは億劫だ。


(俺はソロ確定かな……)


 パソコンのモニターの前で、そんなことを思ったのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。