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め
めずらしい夢を見た。
真っ暗な部屋の中で、一人の子どもがこちらを見ている。
左目は青。
右目は赤。
それ以外は何も分からない。
翌日、その夢のことは忘れていた。
だが夜になると、窓ガラスに何かが映る。
街灯の反射かと思った。
違った。
暗闇の向こうに、青い光と赤い光が並んでいる。
窓が一度だけ鳴る。
カーテンを閉めても、光は消えない。
ベッドに入り、目を閉じる。
しばらくして、耳元で子どもの声がした。
「目、返して」
恐る恐る目を開く。
部屋は真っ暗だった。
ただ、鏡の中に映る私は、
左目が青く、
右目が赤くなっていた。




