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それぞれの属性

 「ねぇねぇ、どうだった?」

 「御剣さんは聞くまでもないよね」

 「めっちゃ人集まってたもんな」

 「あれは参った、別に俺が何かした訳でもないのにな」

 「誠也のはすごい光だったものね。隣で検査してた私も真っ白で見えなくなったもの」

 「みんなすごいすごいと言うが、ぶっちゃけ俺にはわからないんだよ。実際真っ白になっただけで何も見えなかったしな」


 寮に帰った俺達は何故か日下部、遥香、加藤さんと共に俺の部屋に集まっていた。

 寮の規則は緩く別にどこに集まろうと構わないのであるが、さすがに男子が女子の部屋に行くのは問題があるような雰囲気があった。その為必然的にホールか食堂もしくは男子部屋になる。とはいえ、女子が男子の部屋に来るのも敷居は高いと思うのだが、遥香はあまり気にして無いようで加藤さんも釣られてきている感じであった。


 「で、そういうお前らはどうだったんだ?」

 「私は水だって」


 遥香が答える。


 「ワシは火だとよ、あんた程じゃねぇがそれなりに光ってたぜ」

 「私は風だそうです」


 日下部と加藤さんが答えてくれた。


 「この中では特別クラス行は御剣だけだな、もっとも、あの状況じゃ来年には魔法塔に行ってそうだがな」

 「特別クラスってなんだよ、それに魔法塔?」

 「しらないの? 光魔法特性者を集めた26組は別名特別クラスと呼ばれているのよ。理由は聞くまでもないよね」

 「魔法塔ってのはな小笠原の中央にある中央魔法大学の研究施設の名前だったんだが、今ではそこにかかわる施設の総称になってる。でだ、1年後この学校を含めた各高校から魔法技術や魔力量なんかで優秀な生徒から上位30名が魔法大学付属の魔法学院に行くことになっとる。要するにエリートコースてこった」

 「魔法学院ってそういう所だったのか」

 「知らなかったの?」

 「ああ、調べてもわからなかったんだ、あそこの入りかた」

 「まぁ、一応秘匿されてるらしいからな。普通じゃ解らないかもしれないが、ここにきてるような奴らには公然の秘密だぜ」


 【心配されなくても主様なら余裕です】


 などとニルヴァーナも言ってくる。

 いきなり目立ちすぎるのも困りもんだがどうなることやら。

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