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魔法少女はオタサーの姫。  作者: 大福
桃乃木真姫17歳(オタサーの姫)=魔法少女編
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第8話「行かなくちゃ」

落ちた場所は校庭の花壇。

花壇は豚崎の重さに耐えきれず全て壊れた。

土も花も散乱しそれに気づいた教員たちが彼の元へ駆け寄る。

豚崎をさする男性教師が「ち、ちょっと君?大丈夫?」心配するがもう一人の女教師は「…え?ちょっと待って、こんな子うちにいましたっけ?」

と、男性教師に聞く。

「あーごめん、全校生徒の名前把握してないから、でも、うちの制服来てるからどっかのクラスの子だろ?」

「…そう、ですよね…はは」


ピクッと指を動かす豚崎。

「…あっ!気づいたみたいですよ?」

男性教師が女性教師し言う。


「………あれ、…死ねてない」

豚崎が、驚きながら言って、起き上がる。

「あれ?…おかしいな…死んだはずなのに…」


それを聞いた女性教師は、その言葉に「何言ってるの?」

続いて男性教師も「そうだぞ!何言ってるんだ!」

豚崎は、それらを無視して頭を抱えながらグラウンドへ奇声を発しながら向かう。

グラウンドには2年の女子達が体育でサッカーをしている。


真姫はその光景をただ見ていた。

(豚崎さんなにをしようとしてるの?)


「あれ誰だ?」

「知らね」

「それよりアイツが先輩達に何しようとしてんのかのほうが、気になんだろ!?」

「どうせろくなことしねーよ」

「だな、ちんこだすとかな」

「はは!ありえるわそれ!ははっ」


そんなことする訳ないじゃん。

すぐ見た目で判断するんだからこういう人達は…

だから仲良くできないのかもね…まきは


というか、どうしよう…止めに行くべきなのかな?

いって止められるかどうか…


魔法少女……いやそれはだめでしょ


「使いなよ、こういう時でも魔法少女は充分役に立つ。」


そんなこと言われても使わない。

そもそもあのステッキじたいだしたくない!

出して落として壊れでもしたらまきも豚さんたちも死んじゃうんだから!

それに人相手に魔法少女になっちゃ駄目でしょ!?


「君、気づいてんだろ?昨日の時点でならそれに関しては問題ないな」と彼は不敵に笑い真姫に囁く。

だけど、

「だけど、大切な人を傷つけることなんて出来ない!!ッとかいうんだろ?そんなのは、君の嘘だ」

嘘じゃない、本当のこと

「そんな訳ないじゃんか、だって、あんな君の仇どうりのクソ豚、どんな神経で大切な人になるんだよ?僕には周りへの好感度上げるための策にしか見えないよ?」


周りって…好感度上げる必要なんて、まきにはないよ?

まきはただ豚崎さんを助けたいだけ。

「ふーん、なら答えは出てるじゃん」

周り気にしてないならとっとと行けば?


確かにそうだ。

行くべきだ。

「あー一応忠告しとくけど、君の大好きな豚さん共は君の学校の生徒じゃないから君、凄い怪しまれるよ?だから魔法少女になって行きなよ」


結局そうなるのか。

でも確かに怪しまれ…………え?

豚さんたちがうちの生徒じゃない?

ちょっと待ってよ!

あなた…名前わかんないけど、どう言うこと?

「それは後で説明するよ、それより早く助けに行かないとあの豚、女子生徒襲おうと追っかけまわしてるからやばいよ?レイプしちゃうかも」


レイプ…って、そんなこと……

でも、本当に豚崎はやばいのは分かる。


真姫は理科室…アニメ制作室を出て急いで、屋上へ向かう。

だが、教員たちが屋上への立ち入りをきんじており入れなかったのでやむを得ずトイレに向かい、トイレで変身した。

「それじゃ、瞬間移動させてあげるよ」

そんなこと出来るの?

「簡単さ、僕にはね」

そう言って脳内に響く声が呪文を唱えると、いつの間にか皇帝の隅にいた。


校庭には女子生徒を追っかける豚崎とそれを止めようとする教員。

「待て!止めるんだ!」

「そうよ!落ち着いて、落ち着きましょう!」

教員が必死に止めようとするが豚崎は聞く耳を持っておらず、猪のように走る。


真姫は、その構図を見てそう感じて

「豚崎さん!」

真姫は豚崎を呼ぶと豚崎は反応しこちらを向く。

すると、真姫の予想通り、こちらに向かって来た。

猪は赤いものを追っかけるという。

つまり、獲物を負う獣。

豚崎にとって、真姫は獲物?

そう、真姫は豚崎たちの気持ちに気づいている。

が、それを敢えて知らないフリをしている。

そうすれば今の関係を保てるからだ。


豚崎は真姫の2m付近までおよそ3秒で辿り着く。

真姫はステッキを向け

声の主の言った通りにした。

「アナザーワールド」

すると、真姫と豚崎を光が囲み別世界へ飛ばした。

豚崎は周りを見渡す。

その隙に真姫は豚崎の懐に入りステッキで衝撃波をくらわし気絶させた。

「ごめんなさい!豚崎さん」

すると、そこへ豚さんたちがやって来た。


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