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魔法少女はオタサーの姫。  作者: 大福
桃乃木真姫17歳(オタサーの姫)=魔法少女編
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第6話「思い」


白いドレスを身にまとったその姿は、それすなわち魔法少女。


変身した真姫を見るや否やオークたちは真姫に一斉に襲いかかる。

真姫はすぐさま対応し、オークたちの足をくぐり抜け地面を蹴り飛ぶ。

脳内イメージを掻き立てステッキにそれをこめた。

すると、すぐさま魔法陣が形成されレーザービームのようなものを放出した。

なんと、初戦闘で魔法を使ったのだ。


「なんか行ける気がする!オーク…いや、豚さんたち…!今は我慢してね!!」


すぐ様イメージを掴み、オークたちにビームを食らわせる。だが、所詮はレーザービーム、しかも、威力は低い、細く弱いまるで、水鉄砲のような攻撃だった。

なので、オークたちには全く効いておらず真姫は必死に撃つだけだった。


なにか、何かないの?何か攻撃のイメージ…

「…………」

まき、バトルアニメ全然見ないからどういう風に戦ってるのか、わかんないよぉ〜


致命的だ。どうしよ。


でも、豚さんたちを殺すわけには行かない。

となると、することは…


オークから人間に戻す方法…


いきなり難易度高そう…でも、やるしかないよね!?


真姫は、 人間に戻すイメージを脳内で考えつつ攻撃しようとするが、一つのイメージ中に別のイメージを想像すると言う神にのような能力は当然なかった。

だが、変死による運動性能の格段アップは強く殴る蹴るでも充分相手なれそうだが、真姫は恥ずかしがってやらない。

それもあるが唯一の人達に暴力なんて、触れない、(なのに、ビーム攻撃をしているのは、牽制のため )


「このまま避け続けたところで、拉致あかないよ…漆原くんを説得すれば豚さんたちを助けられるかも……」

いや、かもじゃないよね、直す…だね!


決めると、真姫は漆原のいる操作室目掛けて飛び込む。

ガラスが割れ漆原の手や足に刺さるが、漆原は気にしなかった。

「なんだい?早くオーク達相手してやりなよ、そしたら僕が今夜相手してあげるから」

バシッ!と、漆原に軽くビンタ

「ふざけないで!早く豚さんたち治して」

漆原はビンタの跡がすぐに消えていた。

どころかさっきガラスの破片が刺さっていたのにもう既に治っていた。

「あれ?さっきガラスが刺さってたのに…」


「あー僕も化物なんだよねー言い忘れてたけど」

すると漆原は真姫を掴み闘技場に投げ飛ばす。

真姫は唐突に掴まれた為対応に遅れそのまま闘技場に床に叩きつけられる。

痛みは半減していたがかなりの強さだった為腰をハンマーで殴られたような痛みが残る。


「…ったぁ」

オークたちが寄ってくる。

「凍らせるとか、なら死なせずに済むし動きも阻止できる…これだ」

オークたちにステッキを向け

「フローズン·フリーズ!!」

オークたちの足元から魔法陣が出現し足元から氷だした。

オークは暴れるが、足は動けなくなり手も凍り完全に動きを封じた。


「なんとか動きは止められた」

でも、氷だ凍結したけど、もしかしたら凍死もあり得るかもしれない、急げまき!


漆原を倒しすための前準備に自己回復を試みるも失敗、真姫は「しょうがない、行こう」

その代わりにと漆原にステッキを向け

「エレクトロ·フラッシュ」

電撃と閃光で漆原を怯ませ操作室の設備を電撃で停止させた。


これで、めいっぱいのビームを撃てば…

でも、本当に良いのかな、漆原くんは自分のこと化物と言ったけど、本当かも分からない…だとしても同級生。

殺せない。思い出…というか告白はされたもののだからって話したことはそれくらいで仲も何もあったものじゃない…

けど、だからって殺すわけには行かない。

どうすれば…


「君の大切な人たちをきずつけたんじゃないの?」


あ、そうだよオークは豚さんたちでそれをしたのは漆原くん。

なら、「…って、違うよ…それは」

何か違う

「アイツを放っておけば、また君の大切な人を傷つけるかもしれないよ?」


…………。

でも、それでも…

「本当はぶっ殺したいんだろ?」

やっちゃえよ

「マグロ姫」


………………っ!!!


「……それは、…言わ、ないでっ!!」

物凄いエナジーボールを生成し操作室目掛けそれを真姫は放つ。

威力はとてつもなく操作室は一瞬で壊れ巨大エナジーボールは勢いそのままに地上へ向かい穴を開ける。


闘技場に日が入りオークたちは縮まり人の姿へ戻った。


「う、うわっさ、寒!」


「……あっ!豚さんたち!良かったぁ!」

氷の中で人間に戻り意識も同時に戻った豚さんたちは凍えていた。

「あー、今溶かすね!」

すぐさまステッキで火を出し氷を溶かす。


すると、出て来た豚さんたちは真姫のその姿を見ると「まっ魔法少女!?」

大歓喜しさっきまでの事が夢だったかのように真姫の周りを囲った。


「ちょ、ちょっと、皆?それどころじゃ……」


皆がまきの魔法少女姿をみて、喜ぶ中、豚崎さんだけはまきを見なかった。


「…ってあれ?何で僕達ここにいるでござるか?」

「あり?そう言えばそうですねぇ」

「確かに我々なんでこんな恐ろしそうなところに…と言うか豚崎氏、何か思い詰めているようですが、どうかされたのでしょうか?」


「……化物………」ボソッと言っていて彼らには聞こえてはおらず豚崎はふと顔を上げ「さき、に失礼する…じゃあ」

そう言って奥の壊れたドアを通り一人、帰っていった。

「…豚崎さん……」


豚さんの1人が「では、我々も退散しますか!明日は部活でござるし、今日は新アニメも始まるでござる」

と言ったので皆で帰った。

……けど、「あ、あのまき、ちょっと寄りたいとこあるから先帰ってて」そう言って、まきは別ルートから帰った。

途中、豚崎のとこへ行こうとも考えたけど、やめた。

(あれを思い出してしまってそんな気分にもなれなかった。)


とにかく、まきは魔法少女となってしまった。

けど、それは誰もが憧れるようなものではなく、もっと辛いもののような気がしてもう使いたくない…もう手放したいそう思った。


DVDには続きがあった。

「その魔法のステッキの中の姫とその囲いですが…壊れたらあなたもあなたのファン(豚さん)も死にますから捨てないようにお願いしますね?」


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