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魔法少女はオタサーの姫。  作者: 大福
桃乃木真姫17歳(オタサーの姫)=魔法少女編
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第40話「魔術世界と希望を」

「…ここは、どこなんだろ…」真姫は呟く。

「僕とほか4人が霧ヶ峰…ってやつに葬られた異次元の中心核……」

真姫の意識はいつの間にか戻っていた。

少年Aは消えていた。

そしてここは霧ヶ峰の魔術世界のなかわかりやすく言うと異次元、青いたぬきの四次元ポケットの中だと思えばいい。

「あと、お前の前に現れたあの3人、あれはお前の恐怖の記憶から具現化したものだ」と言いながら近づいてきたのは漆原だった。

「漆原くん?…良かった生きてた……」

「当たり前だ、別に毒飲まされたわけでも殺されたわけでもねぇ」けどこの魔術世界に閉じ込められたまま餓死は有り得るが

「あれ?」真姫は漆原の生存にほっとしたが、その前の豚崎の言葉にある疑問が生まれた。

「豚崎さんたちと漆原くんは霧ヶ峰さんにこの世界に飛ばされてきたんだよね?ならなんで飛ばされてない私はここにいるの?」

すると豚崎も確かにそうだと思った。

そして2人の疑問に漆原が答えた。

「それは真姫が魔法衣を召喚したからだろう…魔術を使うと一瞬魔力にもよるが波紋が出る。例えるなら川にものを投げると出るよな波紋」魔力だからわかりやすく魔力がでかいのは大きな石で小さな魔力なら小石で例える。

と続け「魔法少女の場合は大きな石だ、波紋がでかいんだ、そして霧ヶ峰は魔術世界を保持するために一定のタイミングで魔力を出してるそれも巨大な…だが、エイトビートを刻むくらいのペースではなく1時間に1回くらいかもっと遅いかだ、恐らく」なぜなら漆原も霧ヶ峰の使う魔術式をあまり詳しくないからだ。

魔術は人それぞれ多少なりとも違う場合があるからだ。

「でだ、その二つの魔力の波紋が同時に出ていて重なった場合に共鳴することがある」

確率は0.0000005%だがな

「そんなこと滅多に起きないお前ら2人の魔力は強大だ…まぁ霧ヶ峰の方は化物クラスだが」

だからつまりは魔力の共鳴によりお前はこちら(魔術世界)にこれた理由だ。

と続けた。

「けど、色々僕も分かったけど不思議なのは感情からなにかが具現化するのはなんでなんだ?」

と豚崎が漆原に問いかけた。

「感情、ではなく恐怖の感情だ。恐らくあの性格から察するに恐怖に囚われされ苦しめるための策だろう…簡単にこの世界から出させないためのな」

「ねぇ…2人とも他の3人と合流しないの?」

そういうと豚崎と漆原は目を合わせ考えた。

そして同時に答えた。「な事言われてもな」

「えっ……」じゃあなんで出会えたの漆原くん…「それはたまたま偶然」

「…そっか」

「で、でも出口探してるあいだに必ずみつかるさ」と豚崎がフォローした。

それを聞き真姫は少し安心した。

そのあとに豚崎が思い出す「ってかあの…名前出てこないけどたしか教会の人…だっけあの子…」

真姫はその言葉にビビッと来た「それだ!」

「あん?…どした?」漆原にはピンと来ていない、彼女のことは生徒としては一応知っていても真姫と関わりがあることは知らない。

「江崎さんならまだ部室にいるかも、連絡できないかな!」

「あぁ!いいかもしれない!」

豚崎も賛成した。

それを聞いていた漆原は(なぜクラスの奴を?)と思ったがそれ以前に「無理だろ繋がらないぞ?電波ないし」

だが、真姫は一つの策を思いついていた。

「さっき自分で言ってたじゃん、波紋だよ

は.も.ん」

あっ…と不意を突かれた漆原。

「確かにな…お前頭使えたんだな」

と少し挑発混じりに漆原が言った。

だが真姫は笑顔だった。

その笑顔を見て漆原は(逆に怖ええよ)


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