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魔法少女はオタサーの姫。  作者: 大福
桃乃木真姫17歳(オタサーの姫)=魔法少女編
11/44

第10話「アニメ同好会と今後」

絶交します。

真姫のその一言で、この一件は一時的に終わった。


アナザーワールドから戻り騒然とした校庭に戻る。


ほかの人間とは違う次元にいたので、時間軸が違っており、現実に戻ると一瞬の出来事になっている。

時計で言うと細い方の針が1つ動いたぐらいだ。


なので、ほかの人間からしたら豚崎は、突然屋上から飛び降りてその後、体育をしている女子生徒たちを襲っていたのにいつの間にか花壇付近でうずくまり学校の裏口から逃げ出すという、意味不明な行動をとったやばい奴という構図に見えている。


真姫は、アナザーワールドが帰ってきてすぐ帰ったので全くバレることなく教室へ戻った。

言い訳は、トイレを我慢出来なかった。



授業が終わると、何時ものように待ちに待った部活動へ向かおうとする。

(あっ、そうだった)豚崎に絶交するっていったんだ。

拉致が開かないから、全然分かってくれないから

でも、ちゃんと悪いと思って謝ってくれるなら許すつもり…


真姫は、校舎を出た。



一方、豚崎はアニメ同好会の部室にほかのメンバーといた。

部室内は誰も話題を切り出さなかった。

いつもとは違うしんとした空気。

真姫がいない部活動。

だからじゃないが……


「…豚崎、なんかさ…あったろ?」

豚家が、豚崎言った。


「……………別に」


「そんな訳ないだろ?だっていつもなら真姫ちゃんがいるだろ?」


「…知らねぇよ」

豚崎はふてぶてしい態度でそう言ってもう帰ろう…そう思い椅子から腰を離そうとした時、豚田が「ぶ、…豚家氏、か、隠さなくて…い、いいの………では?」

挙動不審で目を合わせずそういう。


「…そう、だな…豚崎」


あっ…豚崎は即座に椅子をしまい急ぎドアを開けようと__「待ちなよ」それを豚沢がとめる。

「話ぐらい、聞こうよ」


「……チッ」

舌打ちをしてから「…なんだよ…」


豚家はじゃあ…分かったといって「実は俺ら氷の中で全部聞いてたんだ、だからさなんで、お前と真姫ちゃんが喧嘩してたのかも知ってる…」

少し申し訳無さそうに…でも、それでも言わなければならなかった。

「…そうかよ、だからなんだ?仲直りしろってか?あのクソビッチに?笑わせんなあんな奴___」

ドゴッ!

強烈な右ストレートが豚崎の顔面に入る。

「それ以上言ったらお前を全員でぶっ飛ばす」


豚崎は殴られたので逆上しかけるが、言い返さなかった。

何故なら思ってもない事を感情的になっていたせいで、言ってしまったのを反省したからだ。

だから言い返すとまた真姫のことを悪く言ってしまうから…

けど、それでも、複雑だった。

豚崎にはやはり辛すぎることだったのだ。

生まれて初めて好きになった相手に幻覚であっても罵倒され振られたのだ、とても辛いことだったのだ。


そうとは知らない豚家は「なんか言ったらどうだ、俺はな許せないよお前が!」

豚崎の胸ぐらをつかみもう1発かまそうとする。

それをほかの2人で止める。

「やめろって!そうじゃないだろ!?」

「そ、…そうだよ!…ぼ、僕達は豚崎氏…と、ま、真姫ちゃんをなかよく、…させたかったんだろ?」


胸ぐらから手を離し豚家は「ごめんやり過ぎた…」と、言って豚崎に続ける「今言った通り、真姫ちゃんとお前のなかを直したいんだ」


「…出来るわけないだろ?」そんなこと…

これは、俺の巻いた種だ、邪魔しないで欲しい…。


なぜ、直接言わなかったのかは、少し助けて欲しかったのかもしれない、けど、これは俺の問題。

誰かが手伝うものじゃない、と思う。

でも、そう分かってはいるもののあんな事を言ってしまった手前、実行には移せなかった。


豚崎は俯き掴まれた腕を払い部室を後にした。


「言い過ぎたかな…」

豚家は申し訳なかったな…と思って豚崎の元へ向かおうとするが豚田それを止めてある提案をした。

「…ま、真姫ちゃん…とさ皆で…全員で…秋葉…遊びに、行かない?ゲーセンとか…アニメイト……とか、さ……ね?」


何でいきなりと一瞬思ったが豚家は納得した。

「…あぁ、なるほどな、皆で遊びに行けばあの2人…いや豚崎が真姫ちゃんに謝るチャンス出来るな……いいな、それ」

そう聞いてホッとした豚田は日程を聞くが「おい、ちょっと待て」

突然豚沢がそれを止めた。

「なんだよ?ダメか?」

「…な、なんで?…いい…だろ?これ…」


豚沢は溜息をつき呆れた口調で「お前ら忘れてないだろうな?」

その言葉に2人はハッとなり

「そうだよ、ダメだ…つい、忘れていた、すまない」

「ぼ、…僕も…忘れてた……ごめん…」

豚家は仕方ないほかの作戦、と思っていたがどうにも豚田にはそれは納得出来なかった。

「分かればいいんだ、…でも、あの2人があのままなのは部活としても今後についてもまずいんだよな…」豚沢は少し考えある提案をした。

「そう言えば真姫ちゃんの誕生日って明後日だよな…」

「あっ、確かに」と豚家。

「そ、そうだ…明後日…か」豚田も知っていた。

「そこでだ、この部室で、誕生日パーティー

しないか?凄いやつをさドーーーンと、さ!」

「おぉ!良いなそれ」


豚家と豚沢が真姫の誕生日パーティーについてで、盛り上がり始めたが、豚田はずっと疑問に思っていたことをボソッと言ってしまった。

「なんで、僕達は真姫ちゃんと外で遊んだり、校舎で話したりしちゃだめなんだろ…」


豚沢はそれを聞き目つきが変わる鋭い目つきに「おい、お前なんて言った!?」


豚田は聞こえてた!?と驚き背中を丸めた。

「な、何にも…」


豚沢は豚田のもとにより机に思いっきり拳を叩きつけ「なんで、お前は分からないんだ!?何度も言ったよなぁ?これは掟なんだ!時が来れば一緒に外へ同行できる、校舎だろうが、秋葉で買い物もな!」

「そこら辺にしとけよ?豚沢!怒るなら俺もだろ?掟忘れてたんだからよ!」

「あぁ、そうだったな…じゃ、テメーら全員……」言いかけたところでドアが開く

「うるせーぞ、家畜共」

いきなりドアを開けるなり軽く罵倒を浴びせる青年、茶髪ツーブロックにシャツは第3ボタンまで開いていて、カーディガンをはおっている男。

漆原がアニメ同好会にやって来た。

「外まで丸聞こえだよテメェら」

豚家らは思い出したこの青年が自分たちを一瞬で倒した男と…

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