
常軌を逸した肉体を誇る王国の武人。鍛錬のみでその巨躯を築き上げ、肥大した筋肉は鎧も武器も不要とまで言われる。常に口元へ微笑を浮かべ、どれほど凄惨な戦場であろうと愉快そうに笑っている異質な男。敵味方を問わず強者との激突を何より好み、窮地に追い込まれるほど歓喜する。豪放磊落で細かなことには頓着せず、気に入った相手には酒や飯を奢る豪気さも見せる。拳一つで城門を砕き、蹴り一撃で魔物の群れを吹き飛ばしたという逸話が各地に残るが、本人はそれすら「少し本気を出しただけ」と笑い飛ばす。戦乱の匂いがする場所には、必ずこの男の笑い声が響くという。