第十四話 美食家②
「美食家は早期決着が望ましい」
時は少し遡り、シュウとの戦いが始まる数時間前。
ダフタウンへの侵攻を備えたハルトたち一行は、明日の作戦を支部の大ホールにて練っていた。
「早期決着?どうしてだ?」
作戦会議の冒頭、レンジの言葉にハルトが反応する。
「美食家の能力を見ろ。奴は『狼の神格者』。その力は」
「あれだ、獣化による身体能力の大幅な向上、だよな!アニキ」
「話を遮るな。問題はそこでは無い。無論脅威的な戦闘力を有していることも念頭には入れねばならんがな」
淡々と、お調子者のアンデルセンの言葉を切り捨てるレンジ。
じゃあ何が問題なんだ?とハルトが聞くまでも無く、それまで黙って話を聞いていたポチがレンジの説明を補足するべく口を開いた。
「美食家の力の本質は“飢えれば飢えるほどに強くなる”。ここにあります。紳士然とした身なりに口調、そして立ち振る舞い。貴族生まれの彼は平時であれば気品ある高潔な人物に見えるでしょう」
「あぁ?あれだぜ。じゃあ尚更問題ねぇじゃんか!」
「…うるさい。話を続けます。
普段は紳士的ですが化けの皮が剥がれた時、否、飢えた狼の皮を被った時にはその性格は欠片も残らないと聞きます。理性と知性を引き換えに、ジャック総隊長にも劣らない脅威的な身体能力と平時の倍近い体躯を手に入れ傍若無人に暴れ回る。その姿こそ、北方大戦を長引かせたかの有名な“美食家”の姿なのです」
「そうだ。どうやら奴は横暴なその形態を嫌っているそうで、数時間おきに食事を摂っているらしいがな」
「なるほど。つまり、戦闘が長引いて腹が減ってくるともう手がつけられなくなると。早期決着が望ましいってのはそう言うことか」
話を聞いてもらえず不服そうなアンデルセンを他所に、ハルトが顎に手を当てて頷く。
同時にふと一つの疑問が浮かび上がってきた。
「けどさけどさ。今の話だと、逆に通常時は理性もあって、それもそれで攻略が難しいってことだよな?」
「無論だ。しかし空腹時と比べれば幾分マシだと判断した。今回はそれに従ってもらう。文句があるのなら一人で挑むんだな」
「言い方キツイぜアニキ〜。まぁただ、俺もその意見に賛成だな。
あぁあれだぜ、配布資料に書いてあることが正しいなら、奴が腹減りの時に俺たちでどうにか出来る自信は正直ねぇよ。むちゃくちゃなことばっかり書いてあったかんな?」
「そっか…。じゃあやっぱり、玉砕覚悟で手早くやる必要があるって訳…だな」
レンジの言葉に若干のイラつきを覚えつつハルトは作戦に納得する。
ハルトの言葉を最後に、会議室に重苦しい空気が充満した。
シュウの脅威。その暴れっぷりと被害状況は、北方大戦の後始末を行った帝国の面々が最もよく理解している。
四人に配布された資料には、そこで収集された情報が余すことなく記載されており、畏怖を抱くには十分過ぎる材料だろう。
帝国の隊長格の中でも一対一でシュウと戦えるとは下手をすれば片手に収まる。そんな敵に不安を覚えない方が無理な話だ。
「兎に角、雑兵はハルトの目眩しを利用しつつ即座に倒す。その任は俺一人で十分だ。お前たち三人は総力を持って美食家に対応し、俺が参戦するまで時間を稼げ。その後確実に俺とアンデルセンとポチトリで美食家に隙をつくる。ハルトはその隙を決して逃さず、一撃で殺せ。
最悪の場合はアンデルセンを殿に撤退することも念頭に入れておけよ」
「あり得る話だよなぁ。ま、俺は死なないと思うしいいんだけど、いまだに食われたことはねぇなぁ〜。流石に無理かも?笑」
ふわふわと手を振りながら、笑顔で悍ましいことを口にするアンデルセン。
しかしながら、それが可能性としてはあり得る話であると四人は理解していたし、何もかも上手くいかなかった場合、最悪のケースも予想していた。
一つ予想外だったのは襲撃側がシュウであったこと。
自分たちがよもや防衛側に回るとは、この時の四人は考えてすらいなかった。
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ハルトを捕えるべく忍び込んだ美食家シュウと、それを迎え討つべく揃った四人の戦闘は、数刻前シュウが壁に大穴を開けたことを契機に戦闘の場所を屋内から屋外に移していた。
気温とは裏腹にその戦闘は激しく、熱を帯びている。
「んー…程々に厄介だなぁ君たちは」
圧倒的経験値を誇るシュウに対し攻めあぐねているのは帝国側。
かと思いきや、シュウもそれは同じで、双方特別被害が拡大しない鍔迫り合いの攻防戦が進行していた。
その要因の一つがレンジの指揮能力だ。
(僕が彼らを殺しきれない理由は、彼が指揮を執ってるからだね。的確な指示だ。ハルト君がいなければ、彼を喰べたくなっていたかなぁ)
レンジの『音の神』の力。
それは触れた物体が発生させる音を一時的に奪い、任意のタイミングでその音を再発させることが出来る能力。
それによりレンジは自身の二振りの鞭剣から生じる音を部分的に消したり、或いは不自然なタイミングと場所で音を再発させたりしシュウを翻弄する。
また、時折アンデルセンやポチにも触れることで二人の音を消し、攻撃に多彩さを演出させていた。
(女の子の時越えも稀に危ないが、やはり面倒なのは彼の能力だ…。どうしようか)
五感が通常の神格者よりも遥かに優れているシュウは逆にそれが仇となり、レンジが再発させた過分な音を拾ってしまう。
レンジの合理的かつ見事な陣頭指揮に加えその能力による錯乱があり、シュウは三人に未だ致命傷を与えることが出来ずにいるのだ。
が、逆もまた然り。シュウの力の前に、帝国側も有効打をまるで与えられていない。
「クソっ、コイツ…あれだ、後ろに目でもついてるのか!?ぜんっぜん攻撃が当たらねぇ!!」
薙ぎを後ろ手に防がれたアンデルセンが嘆く。
逃げるハルトを追うシュウ。
それを止めるべくレンジの鞭剣が走り、それに合わせてアンデルセンが突貫するのだが、まるで予知でもしているかのように毎度レンジの攻撃は回避され、アンデルセンの攻撃も軽くいなされる。結果、追跡の動きを遅らせることが関の山であった。
シュウがハルトの首元あと一歩というところまで迫ったところでポチがハルトの時を飛ばし、どうにか切り抜ける。そんな攻防が数十秒続く。
(武術がここまで達人の域だとは予想外だ。大方、力任せの攻撃が多いかと思っていたのだが)
レンジが目を見張ったシュウの武術は、北方古来の戦闘特化体術。
一定のリズムで呼吸をし続け、緊張、恐怖、痛覚。あらゆるノイズを自然且つ即興的な一連の動作に組み込む。
故に身体から余分な力を完璧に抜き、決まったフォームや構えが存在しない中で流麗な動きを成すことを可能にした。
敵の向かってくる力を利用し、呼吸に合わせて受け流す。まるで踊るように攻撃を繰り出し、攻撃を弾くその姿は正しく“舞術”だ。
そしてそれをただの人間が使うのではなく狼の強靭な肉体で繰り出すのだから、柔と剛を併せ持つ驚異的なスタイルに昇華されているとも言えるだろう。
(…あと一手、あと一手なにかあればな)
それでも帝国側勢力は四人。ヒットアンドアウェイを続けていても体力的にシュウよりかいくらかは分がある。
凡そ一分近い攻防の末、押し始めたのは帝国軍勢力だ。
「おっ、ぉおっ…と。これは、掠るだけでもだいぶ痛いな!あまり食らわないようにしなければっ!」
鞭剣はいまや、シュウの皮膚に軽い切り傷をつけるに至っていた。
屍人に対して特攻作用を持つ光の力は、本来であれば気にも留めない擦り傷であっても痛みを色濃く残す。
シュウは地面を万力で抉り返し、土や石片を思い切りレンジへ投擲することで反撃する。
しかしレンジの鞭剣は身体を中心にドーム型の軌道を描き砕石を粉々に打ち砕いた。
徐々にレンジの剣術がシュウを上回り苦しめていることは明白だ。
「うぉらぁぁぁぁ!!!!」
それに合わせて、三度アンデルセンの猛進攻撃。
「ははっ。君はそればかりだな!」
「あぁ!これで問題ねぇからな!パワー落ちてきてんぞオラッ!!」
無茶苦茶ながらもその力任せの刀の振り下ろしがシュウを襲う。
まるで問題なくその攻撃を防ぐシュウだったが、先程よりも体力が減衰してきているため、アンデルセンがギリギリと鍔迫り合いを制することが増えてきた。
シュウは押し合いを諦めバチッとアンデルセンの刀を乱暴に弾くと、強靭な蹴りをアンデルセンの脇腹に放ち、アンデルセンを遠くへ蹴り飛ばした。
(そうだね…オレンジ髪の彼が言うように若干押され始めている…。馬鹿にしていたが、彼の力任せの攻撃はまともに食らったら厄介だ)
シュウは鞭剣によって負った傷を指で撫でながらやや遠くを逃走するハルトを睨め付ける。
(なりふり構っていられないのは、僕の方か……いいね。ひりついてきたじゃあないか!)
レンジとアンデルセン二人を吹き飛ばしたことで生まれた若干の隙。
当然それを見逃すポチでは無く、時越えでシュウの背後に現れるが、
「…うん、そうだな。まぁ、それぐらいは食らってあげよう…」
シュウは限界まで太ももの筋肉を膨張させ、助走の体制を取ったまま避ける素振りもポチの方を気にする素振りを見せない。
そうしてポチの攻撃がシュウの首から背にかけてを切り付けるまでの刹那、ポチは確かにシュウの言葉を耳にした。
「食らったら致命傷なのはオレンジ髪の彼の攻撃だけだ。君の攻撃も、鞭剣の斬撃も、痛みはあるけど肉体自体は軽傷で済む…。本丸の獲物を狩るために、相応の覚悟はしなければならないと言うことか」
大地を踏み締め、地層のように筋張ったシュウの両脚。二倍近くまで膨れ上がったそれはポチの斬撃を背に受けた直後、圧倒的出力で暴発した。
ポチはシュウの肩に手を触れる。だが、追撃を加える暇は無かった。
向かう方向はハルトがいる前方。
一直線に、超速のミサイルがハルトへと直進せんとする。
コンマ数秒先。瞬きすら許さない圧縮された時間の後に、シュウはハルトの元に到達し、その身を捕縛するだろう。
そう。首筋に手が触れるーーー
「ーーーえぇ。そうすると思っていましたよ」
ことはなかった。
シュウの音速を超えた突進はハルトをすり抜け、ハルトの後方に到達した。
(ッ…!?なんだ、何が…起こった!?)
ハルトと背中合わせになるシュウ。
現状を把握できないままゆっくり首を回すと、そこには拳に光を溜め、顔だけこちらに振り向いて自身を睨め付けるハルトの姿があった。
(これはっ、…僕が時を越えたのか!!いつだ!いや……あの時か!!)
シュウは追想する。ポチが自身の背中を斬りつけた際、肩に手を触れていたことに。
ポチの能力が自分だけでは無く他者にも使えるのならば。次いであの時、既にシュウの思惑を見抜いていた
ーーーポチが能力を自分に使用していたなら。
そう考えても既に後の祭りで。
(そうか。てっきり鞭剣の彼とは違い、他者には能力を使えないものだと思っていた。だが、僕との戦闘で他者に時越えを使わなかったのはこの時のためだったのか!)
シュウの苦し紛れの爪攻撃がハルトを襲う。
しかし、既にその行動を予測していたハルトは寸前のところでそれを躱し、頬をざっくり切られながらも自身の拳をシュウにぶつけた。
眩い光が辺りを包む!
「ーーー大神の槍!!!!」
ハルトの大技がシュウの腹部を直撃した。
分厚い毛皮に阻まれ腹部を貫くまではいかなかったものの、ハルトは確かに光の力をシュウに対してぶち込んだのだ。
「ッ!!ぐぅっ、ぉおおおおおおお!!!!!!」
悶絶しながら後方へと吹き飛ばされるシュウ。
ジリジリと音を立てながら塵と化す腹部に、強烈な痛覚に警鐘を鳴らす頭。
直感で腹部へと力を込め最悪の事態は免れたものの、それでも尚、屍人の身体に光の力は致命傷以外の何ものでも無かった。
不意に爪に残ったハルトの血液が飛び散り、シュウの口に入る。
だがそれを味わう余裕も無く、シュウは直後に迎えるであろう死を実感した。
(まずい…な……ーーー。このままでは…。意識がっ…ト…ブッーーー)
雪原に仰向けで倒れながら、シュウはハルトの味に思いを馳せる。
傍らにはトドメを刺すべくレンジ、アンデルセン、ポチの三人が集まってきていた。
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「なぁなぁポチ。さっきの話なんだけど」
「?なんですか、ハルト?」
作戦会議の後、食堂に向かう道中でハルトはポチに問いかける。
「美食家がさ、飢えれば手をつけられないって話は納得いったけど。それ、実際そんなにやばいわけ?確かに資料にはとんでもない記録ばかり残ってたけど、あんまり実感湧かないと言うか…言っても俺たち四人共神格者な訳じゃんか?」
「そう、ですね。私も実際の戦闘は見たことが無いので何とも言えませんが」
「でしょ?だってさ、俺はともかく、レンジもアンデルセンも隊長格に引けを取らない実力者な訳じゃんか。雑魚もまとめて相手にしなきゃいけないからいっぺんに美食家に向かっていけるかって言われたら別だけど、ちょっと大袈裟過ぎる感じもすると言うか…」
「むむむ。過信はいけませんよ、ハルト」
ハルトを諌めるポチ。
実際のところハルトもシュウを侮ってはいけないことなどわかっている。
が、同時に。実戦経験のまるでないハルトは敵のレベルがどれほどのものなのかやはり実感が湧かなかった。
ポチもハルトをたしなめながらも、現実どうなるかは完璧に予測できずにいるため、無意識に眉間に皺を寄せた。
「ま、とにかく俺らは全力を尽くすのみって話か」
「えぇ、そうです。予想より簡単な敵であれば良し。それでも警戒しない理由にはなりません」
「だな。俺だって腹括って、のんびりとした生活やめて、一ヶ月間しっかり頑張ってきたんだ。どんな敵が来ても全身全霊ぶつかってやるぜ」
「ふふん。それでこそハルトです。さ、悩んでいても仕方がありません。ご飯を食べに行きましょう」
そこまで言うと、ハルトの手を引く形でポチが小走りを始める。
追いかける形で歩速を戻したハルトは、一旦不安や懊悩に区切りを付けた。
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「ーーークァ…アァッ…グルルァ……ッ!」
雪原に佇む、体長三メートルはある人影。
否、それはつい数秒前までは人の形を保っていたはずの巨狼の影。
爪も、牙も、腕や脚の太さも、びっしりと生え揃った鋭い赤茶色の毛皮も。全てが先程とは比べ物にならないおどろおどろしさを放っている。
一歩も動かず、涎を口端から垂らし続ける大顎。
獲物を値踏みするかの如き眼光からは最早理性などは欠片も感じられない。
(なっ…に、が…っ)
辛うじて致命傷を防いだものの、衝撃で腕や背骨の骨を損傷したポチが瞠目する。
(私たちは…トドメを刺そうとっ、近付いて…それ、で……)
ハルトの『大神の槍』によって決定打を与えられたシュウ。
その息の根を確実に止めるためにレンジとアンデルセン、ポチの三人は仰向けに倒れるシュウへと近付いていた。
勝ちを確信し、警戒を殆ど解いてしまっていた三人に落ち度があると言えば違いない。
ただ、消滅しかけていたあの状況からシュウが暴走を始めるとは誰も予測不能であった。
三人がシュウの傍に立った次の瞬間、最も近くにいたアンデルセンの上半身は突如として起き上がったシュウによって噛み砕かれた。
次いで放たれた剛腕の一閃は文字通りに飛び、斬撃が円環となって地を薙ぐ。
その斬撃に対しレンジはどうにか鞭剣を構えたが、腕ごと剣が粉砕され、ハルトを庇い片腕に持った剣のみで斬撃を防ぐしか無かったポチは、支部の壁面を破壊する程の勢いで吹き飛ばされた。
遥か遠方へと吹き飛ばされた二人に武具以外の身体的欠損は無いが、腕の骨と背骨にそう簡単には戦線復帰出来ない傷を負っている。
(これが…飢えた美食家の力…圧倒的、過ぎる…!)
ポチは改めて理解する。美食家の真の恐ろしさを。
思えばこの敵は最初から帝国の想定を越えていた。
まさか単身で帝国支部に侵入してくるとは誰も考えていなかった上、光の力で負ったあの致命的な傷から復活してくることも想定の範疇を越えていた。
受け攻め幾つも予想しつつ、その予想を簡単に飛び越えてきたのがこの美食家だ。
しかしながら帝国側の三人はまだ一つの事実を理解していなかった。
ーーーそれは、
「ハッ、ルルルゥト、くゥんンンンンンンッ!!!!!ハルトッ、グン!!ハハッ!ハハハハハハハ!!!!!!ハルトクン!!!ウマイ!ウマイィィナァッ!!」
ハルトが、あまりにも魅力的な食材であることだ。
美食家シュウはハルトの大技を食らって吹き飛ばされた際、偶然にもハルトの血を飲み込んでしまい、そして覚醒した。
追い求めてきた食材の唸るほどの旨味と鼻腔に弾ける香りに、一瞬にしてシュウの理性は消失する。
消え果てる知性、膨張する筋肉、凄まじい速度で癒えてゆく傷。
巷では人間一人一人にその人物の本領を呼び起こさせる“適応した食材”があると実しやかに囁かれているが、シュウにとってハルトが適応した食材であったのである。
シュウには最早、ハルト以外の物質物体は何も見えていない。ただひたすらに、一直線に、ハルトのみを求める暴走機関へと成り果てた。
対する帝国勢力は、今ではハルト一人のみ。
ハルトは、獣と化したシュウの相貌から一瞬たりとも目を逸らさずに拳を握る。
地鳴りを伴いながらこちらへ向かってくるシュウに恐怖を覚えたが、震える脚を拳で叩いて強引に治めた。
(これが…みんなが言ってた、奴の恐ろしさか…。正直…侮ってたなマジで)
ハルトは、実戦経験が乏しいあまり、シュウの力を少しばかり楽観視していたことを恥じた。
同時に、もうこの場で逃げる訳にはいかないと理解し、真剣に、命を賭す覚悟を決める。
「……だったら、ラウンドスリーってやつだ。美食家!」
全身に余すことなく光を纏わせ、改めて臨戦態勢に入るハルト。
そうして、美食家シュウとの戦いは佳境に入った。




