二千六百二十九夜、ばあばの社会人生活 174 ばあば就職する 174 印刷会社 147
今日は、ばあばの番です。
眠れないのかい、それは困ったねえ。じゃあ、少しお話をしてあげようかね。どんなことがいいかな。何がいい?
「…………。」
そうだねえ、じゃあ、ばあばがまだ若かった頃のお話をしようかねえ。
ばあばが就職をした頃のことだけれど……。
──《……ばあばがまとめた印刷関係用語集……》
* 印は後出を示す……。(……つけ忘れもあるかもしれない……かな……。)
【補足】
・色の掛け合わせとモアレ現象について(つづき)……
2. モアレを防ぐための「角度」の仕組みとは……
C、M、Y、K(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)の四色を印刷する際、すべての色を同じ角度で重ねると、網点が完全に重なるか、少しずれただけで激しいモアレが発生することがあるということらしい……。
そのため、網点が最も干渉しにくい角度に調整して、版を掛け合わせる方法が取られるということらしい……。
ブラック(K)……45度(人間の目に最も目立ちにくいため、基準となる角度となるということらしい……。)
シアン(C)……75度 または 15度
マゼンタ(M)……15度 または 75度
イエロー(Y)……90度 または 0度(イエローはもともと網点が目立たないため、モアレの悪影響を受けにくい特徴があるということらしい……。)
一般的にはこのように、四色の網点角度をそれぞれ30度ずつずらすことで、規則的なパターンの衝突を回避しているということらしい……。
3. モアレ回避のためのその他の対策とは……網点の角度調整だけでなく、印刷データ(DTP)を作成する際や、製版工程において、以下の方法でもモアレ発生が防がれているということらしい……。
FM スクリーンの活用……現代では、従来の網点の大きさや角度で濃淡を出す、 AM スクリーン印刷ではなく、網点の大きさを一定にし、点の密度(分布)で色を表現する「 FM スクリーン」を採用する方法が取られることがあるということらしい……。
このスクリーンでは、網点の規則的な重なり自体がなくなるためモアレは原理的にいっても発生しないということらしい……。
色の掛け合わせの比率(インキ総量)の調整……特定の色の組み合わせ(例えば、網点が細かく干渉しやすいシアンとマゼンタの掛け合わせ比率)が極端に高い場合などに、モアレが目立つことがあるということらしい……。
その場合には、DTP ソフトで色味を調整し、濃度のバランスをとることでも、モアレ回避のためには有効だということらしい……。
おや、眠たくなってきたかい、それじゃあ、おやすみ、いい夢を見てね。
良い夢に恵まれますように、おやすみなさい。また次の夜に……。




