二千六百二十七夜、ばあばの社会人生活 173 ばあば就職する 173 印刷会社 146
眠れないのかい、それは困ったねえ。じゃあ、少しお話をしてあげようかね。どんなことがいいかな。何がいい?
「…………。」
そうだねえ、じゃあ、ばあばがまだ若かった頃のお話をしようかねえ。
ばあばが就職をした頃のことだけれど……。
──《……ばあばがまとめた印刷関係用語集……》
* 印は後出を示す……。(……つけ忘れもあるかもしれない……かな……。)
【補足】
・キ…Y……
プロセスインクのうち、黄色のことを言うということらしい……。
イエロー、Yとも表現をするらしい……。
四色印刷を行う場合の基準四色の一つで、Y 版のことも言うということらしい……。
・アカ…M……
プロセスインクのうち、マゼンタ〈M〉のことを言うということらしい……。
紅とも表現をするらしい……。
四色印刷を行う場合の基準四色の一つで、M 版のことも言うということらしい……。
・アイ…C……
プロセスインクのうち、藍色のことを言うということらしい……。
シアンまたはシアンの頭文字をとってCとも表現をするらしい……。
四色印刷を行う場合の基準四色の一つで、C 版のことも言うということらしい……。
・スミ…BL、BK……
プロセスインクのうち、黒色、墨インクのことを言うということらしい……。
略してBLとかBK、Kとも表現をするらしい……。
四色印刷を行う場合の基準四色の一つで、BL 版のことも言うということらしい……。
・金赤……
三原色の中での赤のことを言うということらしい……。
四色印刷での掛け合わせでは、黄版〈イエロー〉100%+紅版〈マゼンタ〉100%で得られるということらしい……。
黄味紅とも表現をすることもあるらしい……。
・色の掛け合わせとモアレ現象について……
製販印刷における「モアレ現象を避けるための色の掛け合わせ」とは、C、M、Y、K の網点〈インクのドット〉を重ねて色を表現する際、ドットの角度〈スクリーン角度〉を計算し、干渉による不自然な縞模様〈モアレ〉が発生しないように各色の配置をずらすことを指しているということらしい。
1. モアレ現象とは?
カラー印刷は、細かい「網点」と呼ばれる点の大小や密度で色の濃淡を表現しているらしい。
この網点が規則正しく並んだ状態で重なり合うと、予期せぬ周期的な波模様や、まだら模様が浮かび上がってしまう現象を「モアレ(干渉縞)」と呼ぶということらしい。
2. モアレを防ぐための「角度」の仕組みとは
C、M、Y、K(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)の四色を印刷する際、すべての色を同じ角度で重ねると網点が完全に重なるか、少しずれただけで激しいモアレが発生するということらしい。
そのため、網点が最も干渉しにくい角度に調整して版を掛け合わせるという方法が取られるということらしい。
ブラック(K)……45度(人間の目に最も目立ちにくいため、基準となる角度)
シアン(C)……75度 または 15度
マゼンタ(M)……15度 または 75度
イエロー(Y)……90度 または 0度(イエローはもともと網点が目立たないため、モアレの悪影響を受けにくい特徴があるということらしい。)
一般的にはこのように、四色の網点角度をそれぞれ 30度ずつずらす ことで、規則的なパターンの衝突を回避しているということらしい。(……次へとつづきます……。)
おや、眠たくなってきたかい、それじゃあ、おやすみ、いい夢を見てね。




