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二千六百十七夜、ばあばの社会人生活 168 ばあば就職する 168 印刷会社 141

今日は、ばあばの番です。

 眠れないのかい、それは困ったねえ。じゃあ、少しお話をしてあげようかね。どんなことがいいかな。何がいい?

「…………。」

 そうだねえ、じゃあ、ばあばがまだ若かった頃のお話をしようかねえ。


 ばあばが就職をした頃のことだけれど……。

 ──《……ばあばがまとめた印刷いんさつ関係かんけい用語集ようごしゅう……》

  * しるし後出こうしゅつしめす……。(……つけわすれもあるかもしれない……かな……。)

【れ】

・レタリング(つづき)…… 

 ……ここでは、レタリングのおも種類しゅるい手法しゅほうについて、もうすこしだけくわしく解説かいせつをしてみたい……かな……。

 ロゴタイプ・タイトルデザインについて……商品名しょうひんめい企業名きぎょうめいなど、特定とくてい文字もじわせを独自どくじにデザインするもの……とえるのかもしれない……かな……。

 カリグラフィー・ハンドレタリングについて……筆記具ひっきぐなどをもちいて手書てがきで文字もじうつくしくえが手法しゅほうのことだといえるのかも……。

 タイプフェイスデザインについて……明朝体みんちょうたいやゴシックたいのように、印刷用いんさつよう書体全体しょたいぜんたい骨格こっかくやデザインを設計せっけいすることだとえるとおもう……。ばあばにとっては、一番身近いちばんみぢかなことなのかもしれない……。 

 現代げんだいでは、いろいろな理由りゆうからの必要ひつようがあって、レタリングが重視じゅうしされているということらしい……。

 では、その理由りゆうについてもれておきたいかな……。

 まず……文字もじというものは、たん文章ぶんしょうませるだけではなく、文字そのものが「たのしい」「高級感こうきゅうかんがある」「力強ちからづよい」といったイメージをつたえる、ビジュアル要素ようそとしての役割やくわりたしているようですよね……。

 そのため、縮小しゅくしょう拡大時かくだいじやすさや全体ぜんたい統一感とういつかん、レイアウトのバランスなどが緻密ちみつ計算けいさんがされるということになるようです。

 印刷いんさつ・デザインの世界せかいにおけるレタリングは、すでにある文字もじす「タイポグラフィ」とはことなり、文字もじそのものをゼロからえがす「作字さくじ」の技術ぎじゅつしているということらしいのです……。

 では、コンピューターなどの世界せかいでよく使つかわれる「フォント」と「レタリング」との決定的けっていてきちがいや、プロが使つかうテクニック……。それに、デジタルツールを使つかった場合ばあいでの、その活用法かつようほうまでをすこしだけ解説かいせつしてみようかな……。

 1. フォント(既成書体きせいしょたい)との決定的けっていてきちがいとはなんなのか……。

 フォントが「だれがどんな順番じゅんばんならべても綺麗きれいえるセット」なのにたいし、レタリングは「その場所ばしょ、その言葉ことばのためだけにつくられた一点いってんものの、きれいにかざられて仕立したげられたドレスのようなもの……。」ともえるのかもしれませんね……。

 では、項目こうもくしたがって、フォント(既成書体きせいしょたい)とレタリング(作字さくじ)のちがいについて整理せいりをしてみましょうね……。

 ・文字もじ目的もくてきについていえば、フォントではどんな文章ぶんしょうでもみやすくするために存在そんざいするのが本来ほんらい存在理由そんざいりゆうかもしれません。

 それが、レタリングの場合ばあいには、特定とくていのメッセージや世界観せかいかんつよつたえるためにデザインがされる……というところがちがいますね……。

 ・デザインの単位たんいということでかんがえれば、フォントでは文字単体もじたんい(A, B, C...…や、あ, い, う……、 亜, 言, 宇……)で完結かんけつしてしまいます……。

 しかし、レタリングの場合ばあいでは、前後ぜんご文字もじとのつながりや、全体ぜんたいかたまりで設計せっけいがされるということになるかもしれません……。


 おや、眠たくなってきたかい、それじゃあ、おやすみ、いい夢を見てね。

良い夢に恵まれますように、おやすみなさい。また次の夜に……。

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