二千六百十三夜、ばあばの社会人生活 166 ばあば就職する 166 印刷会社 139
今日は、ばあばの番です。
眠れないのかい、それは困ったねえ。じゃあ、少しお話をしてあげようかね。どんなことがいいかな。何がいい?
「…………。」
そうだねえ、じゃあ、ばあばがまだ若かった頃のお話をしようかねえ。
ばあばが就職をした頃のことだけれど……。
──《……ばあばがまとめた印刷関係用語集……》
* 印は後出を示す……。(……つけ忘れもあるかもしれない……かな……。)
【り】
・流用……
既にあるものを他の目的のために融通して使うということらしい……。
雑誌などで、ある頁のために撮った写真を目次などに使用をしたり……。
よく見られるものについては、定期的に発行をしているカタログの一部分を、前号で使ったものを流用して再構成してしまう……というようなことがあるらしい……。
そのような省力・省資源的な目的もあってなのか、このようなことがしばしば行われているということらしい……。
・流用フィルム……
以前の受注の際に作成、使用をしたフィルムを保存しておいて、再発注があった際にはそれをそのまま利用をして、刷版を作成して印刷・納品などをする……。
そのような目的で保存されるフィルムのことを言うということらしい……。
・リンカク文字……
「袋文字」を参照のこと……。
【る】
・ルーペ……
ドイツ語で虫眼鏡のことを言うというということらしい……。
写真原稿のピントの状態、網掛けした製版フィルムや校正紙、印刷物の網点の状態など、いろいろなことについて調べるために使うということらしい……。
その形も、小型の据え置き型、卓上取り付け型や、手持ちの高倍率のものなど、形も大きさも、拡大倍率もさまざまあるということらしい……。
卓上取り付け型のものの中には、照明具が付いているものまでもあるということらしい……。
用途に応じた形や倍率のものを用意をしたいものだということらしい……。
・ルビ……
漢字の脇や上に付けるフリガナのことを言うということらしい……。
指定した箇所に付けるものを指定ルビ……。
文中の漢字すべてに付けるものを総ルビと表現するということらしい……。
【れ】
・レイアウト……
文字や写真、イラストや図版などの要素を、伝えたい目的に合わせて紙面上にどう配置するかを決める「設計図」のことを言うということらしい……。
レイアウトの主な役割についていえば……。
情報の整理と伝達を効率よく進めるために、どこから読み始めてほしいかなどの……優先順位を視覚的に整理をして、読み易くしたりする……。
そのためのデザインの決定を図って、配置、余白の広さ、文字の大きさ(ジャンプ率)などで、印刷物の印象や雰囲気を大きく変化をさせ、伝えたいことの強調を図るということらしい……。
レイアウトに含まれる具体的な要素としては、以下のようになるということらしい……。
文字……本文、見出し、キャプションの配置や書体、文字の大きさ(級数)など。
画像……写真やイラストの大きさやトリミング、それらの配置場所。
図表……グラフ、地図、表などのデザインやその配置位置。
空白または余白……デザインの一部として、窮屈さをなくし視線を誘導するためのスペースの配置など。
トンボおよび塗り足し……断裁するための目印や、仕上がり線から外側にはみ出させるデザインの領域指定……。
……など、多岐にわたるということらしい……。
割り付けと同じ意味で使われることが多いらしいが、ビジュアルを中心にとらえる場合には、レイアウトと表現することが多いということらしい……。
同義語としては、割り付けがある……。
おや、眠たくなってきたかい、それじゃあ、おやすみ、いい夢を見てね。
良い夢に恵まれますように、おやすみなさい。また次の夜に……。




