二千六百七夜、ばあばの社会人生活 163 ばあば就職する 163 印刷会社 136
今日は、ばあばの番です。
眠れないのかい、それは困ったねえ。じゃあ、少しお話をしてあげようかね。どんなことがいいかな。何がいい?
「…………。」
そうだねえ、じゃあ、ばあばがまだ若かった頃のお話をしようかねえ。
ばあばが就職をした頃のことだけれど……。
──《……ばあばがまとめた印刷関係用語集……》
* 印は後出を示す……。(……つけ忘れもあるかもしれない……かな……。)
【む】
・無地網……
「平網」を参照のこと……。
【め】
・メジウム……
無彩色の希釈用のインクのことを言うということらしい……。
プロセスインクを薄めて薄色インクを作ったり、特色インクを調合するのに使うということらしい……。
・目縮め……
網ポジ、あるいは網ネガフィルムをそのまま縮小することを言うということらしい……。
クオリティが低下をするために、普通は行わないということらしい……。
・目伸ばし……
網ポジ、あるいは網ネガフィルムを網点ごとそっくり指定サイズまで拡大をすることを言うということらしい……。
大判ポスターを作る場合には、スキャナーの出力サイズの関係で、仕上がりサイズでカラー分解ができない。そのために、通常B3判で製版をして、カメラでさらに引き伸ばす……という方法を取ることになるらしい……。
同義語としては、目伸ばし製版、スカシ拡大がある……。
対義語としては、目縮めがある……。
【も】
・モアレ……
スクリーンが二枚以上重なると、それらが成す角度によって現れる幾何学的な模様のことを言うということらしい……。干渉縞とも言うということらしい……。
網点を使った印刷物をそのまま原稿にすると、モアレが出やすいということがあるらしい……。
・文字校正……
文字が原稿や各種の指定どおりに組まれているのかをチェックすることを言うということらしい……。
文字校正には、JIS で決められている校正記号を用いるということらしい……。
・モノトーン……
「単色製版」を参照のこと……。
・モノクロ四色分解……
モノクロ原稿を四色印刷で再現するために、カラー分解をすることを言うということらしい……。
インクを刷り重ねることになるために、墨一色で印刷するよりもコクのある仕上がりが得られるということがあるらしい……。
モノクロ写真の場合には、印刷紙自体の色調や現像処理によって、混じり気のない黒の調子の純黒調や、わずかに青味を帯た冷黒調、赤味を帯びた温黒調、茶色掛かったセピア調などに仕上がるらしい。
しかし、分解データを調整することによって、それらの調子に合わせることも可能だということらしい……。
【や】
・焼き込み……
単色印刷を行う際に、写真や地網の部分に文字などをそのまま重ねて製版をすることを言うということらしい……。
ノセと同じ効果を出すということになるらしい……。
また、モノクロ写真をプリントする際に、露光量を通常よりも多くすることも言うということらしい……。
おや、眠たくなってきたかい、それじゃあ、おやすみ、いい夢を見てね。
良い夢に恵まれますように、おやすみなさい。また次の夜に……。




