二千六百五夜、ばあばの社会人生活 162 ばあば就職する 162 印刷会社 135
今日は、ばあばの番です。
眠れないのかい、それは困ったねえ。じゃあ、少しお話をしてあげようかね。どんなことがいいかな。何がいい?
「…………。」
そうだねえ、じゃあ、ばあばがまだ若かった頃のお話をしようかねえ。
ばあばが就職をした頃のことだけれど……。
──《……ばあばがまとめた印刷関係用語集……》
* 印は後出を示す……。(……つけ忘れもあるかもしれない……かな……。)
【ま】
・マスク版……
写真の切り抜きや色調補正のため製版時に使う、不要部分を覆ったフィルム版のことを言うということらしい……。
使用目的によって切り抜きマスク、ボケマスク、ハイライトマスクなどのいろいろな種類があるということらしい……。
……これらの様々なフィルム版を重ねたりなどして、印刷用の刷版へ焼き付けるための最終的なフィルム版を作るのが、前出の集版作業だということになるらしい……。
この頃の手作業の製版作業は、ひたすら時間が掛かって面倒だったということになるのだろうか……。
・マット……
光沢がないことを言うということらしい……。
印刷用紙や印刷用インクにはマット系のものがあるということらしい……。
対義語としては、グロスがある……。
・マド……
平網、ベタ、写真やイラストの絵柄の一部を抜くことを言うということらしい……。
その部分にインクをのせずに白く抜くことを白マド、色をつけたものを色マドと言うということらしい……。
色マドは、製版作業では白く抜いた後で、毛抜き合わせでマドの形に写真やイラスト、平網などを形に合わせて入れるということになるらしい……。
・丸マド……
円形に抜いたマドのことを言うということらしい……。
主にデザインや版下からの指定用語として使われるということらしい……。
【み】
・明朝体……
本文によく使用される、代表的な書体のことを言うということらしい……。
明朝体は、縦線が太く横線が細いメリハリのある線画と、文字の端にある「うろこ(三角形の山のこと)」や「はね」といった筆の筆跡を再現した装飾が特徴ということらしい……。
可読性に優れており、長文を読んでも目が疲れにくいため、書籍や新聞の本文などで広く利用されているということらしい……。
明朝体の具体的な特徴と効果は次のようなことがあるのだということらしい……。
構造上の特徴(線の太さの強弱)……毛筆の質感を活かし、縦画(縦線)が太く、横画(横線)が細くデザインされているということらしい……。
「うろこ」と「はね」……横線の右端や曲がり角の右肩などに三角形の装飾「うろこ」があり、これが文字の並びにリズムを生み出しているということらしい……。
高い可読性……画数の多い漢字でも文字が潰れにくく、日本語の縦書き・横書きを問わずスムーズに読み進められるという特徴があるということらしい……。
与える印象……上品、伝統的、知的、誠実、フォーマルなどがあるということらしい……。
主な用途……小説、新聞、教科書、論文などの「じっくり読ませる文章」や、企業パンフレット、冠婚葬祭の案内状などにも使われているということらしい……。
……代表的なフォントだといえるらしい……。
おや、眠たくなってきたかい、それじゃあ、おやすみ、いい夢を見てね。
良い夢に恵まれますように、おやすみなさい。また次の夜に……。




