二千六百一夜、ばあばの社会人生活 160 ばあば就職する 160 印刷会社 133
今日は、ばあばの番です。
眠れないのかい、それは困ったねえ。じゃあ、少しお話をしてあげようかね。どんなことがいいかな。何がいい?
「…………。」
そうだねえ、じゃあ、ばあばがまだ若かった頃のお話をしようかねえ。
ばあばが就職をした頃のことだけれど……。
──《……ばあばがまとめた印刷関係用語集……》
* 印は後出を示す……。(……つけ忘れもあるかもしれない……かな……。)
【へ】
・ベタ……
網点百%……つまり、インクで紙を完全に覆った状態のことを言うということらしい……。
または、その状態を実現するために指定をする用語のことを指すということらしい……。
文字組において使う場合には、活字と活字を隙間なく並べる状態のことを指すということらしい……。
転じて、写植でも文字の級数と字歯送りが同じことを字間ベタ、ベタ組と表現するということらしい……。
【ほ】
・ポイント……
「号」と共に、活字の大きさを表す単位のことで、「ぽ」「P」「 Pt 」とも略すことがあるということらしい……。
ところで、1ポイントは、0.3514 ㎜ だということらしい……。
同じ活字の大きさの単位の号数に比べて、ポイントのほうが大きさの判断がし易いということが理由なのだろうか……。
一部の電算写植やワープロなどでも、文字の大きさを指定する場合には、ポイント制が導入されていることが多いということのようだ……。
・ボカシ網……
「グラデーションを参照のこと……。
・ボケ足……
製版・印刷用語の「ボケ足」とは、画像やグラデーションが徐々に薄くなり、背景や他の色に溶け込んで消えていく(またはフェードアウトしていく……)幅や長さのことを指すということらしい……。
写真の背景をぼかしたり、グラデーションをかけたりする際の「ぼかし幅」 と同じ意味になるということらしい……。
関連するポイントを挙げるとしたら以下のようなことになるのかもしれない……。
……その表現方法としては、徐々に網点(ドット)の大きさを変化させることで、濃淡を滑らかに表現するという、デザイン上の技術になるということらしい……。
版下を制作するうえで、その指定をする場合には、「ボケ足を長くする」と指定をすればいいことになる……。そうすれば、色が薄くなって消えるまでの範囲を広くして、なだらかにする……ということを意味するということになるらしい……。
・ボケマスク……
カメラ製版の際、写真のシャープネスを高めるために使うマスクのことを言うということらしい……。
原稿をもとに、画像をすこしボカして作ったネガ * フィルムを作っておく……。そしてこれを原稿に重ねて製版フィルムに露光する……。
そうすることによって、画像の輪郭を際立たせることができるということになるらしい……。
スキャナーには、この原理を使った USM ( UnSharp Mask) 回路が組み込まれているということらしい……。
おや、眠たくなってきたかい、それじゃあ、おやすみ、いい夢を見てね。
良い夢に恵まれますように、おやすみなさい。また次の夜に……。




