二千五百九十三夜、ばあばの社会人生活 156 ばあば就職する 156 印刷会社 129
今日は、ばあばの番です。
眠れないのかい、それは困ったねえ。じゃあ、少しお話をしてあげようかね。どんなことがいいかな。何がいい?
「…………。」
そうだねえ、じゃあ、ばあばがまだ若かった頃のお話をしようかねえ。
ばあばが就職をした頃のことだけれど……。
──《……ばあばがまとめた印刷関係用語集……》
* 印は後出を示す……。(……つけ忘れもあるかもしれない……かな……。)
【は】
・版下……
カット、図形、文字などを墨で描き、印刷用原稿とするもののことを言うということらしい……。
あるいは指定通りのサイズになるように台紙にトンボを入れたうえで、レイアウト * に従って所定の位置に写植文字を貼り込んである……。なおかつ、写真などが入る部分にはアタリケイなどが入れてあり、すぐにでも製版に取り掛かれる状態の原稿のことを言うということらしい……。
もちろん、製版に取り掛かるためには、校正が済んでいて校了や責任校了となっている必要があるのだろうと思うのだが……。
・反射原稿……
写真やイラストなどで、原稿に反射をした光で絵柄が見られるもののことを言うということらしい……。
写真では、紙焼きされたものが反射原稿と言えるということらしい……。
類義語としては、紙焼きがある……。
対義語としては、透過原稿がある……。
・版ズレ……
二色以上の多色印刷で各版がズレて印刷されてしまうことを言うということらしい……。
色や形がにじむようになる印刷上のトラブルのことを言うということらしい……。
原因は各種あるらしいが、印刷機の見当合わせの調整ミスだとか、印刷用紙の紙捌きの不足などが主な原因になるのだということらしい……。
・半調……
写真やイラストレーション原稿の濃度を半分に落として、コントラストを弱める指定、あるいは、その結果として仕上がったもののことを言うということらしい……。
この場合、ハイライト部分の濃度は変えない……ということが肝要だということらしい……。
同義語としては、ハーフトーンがある……。
【ひ】
・PS 版……
Pre-Sensitized plate の略だということらしい……。
オフセット印刷に用いる金属版のことを言うということらしい……。
アルミ板のベースにあらかじめ感光剤が塗布されているということらしい……。
研磨や感光液の塗布などの手間が掛からず、版の品質が一定で刷版の品質管理がしやすいという特徴があるということらしい……。
ポジ * フィルムを焼き付けて使うポジ * タイプ……。それに、ネガ * フィルムを焼き付けて使うネガ * タイプがあるということらしい……。
一時期は、ジンク(亜鉛)版が使われていたということらしい……。
しかし、版の再生が利くとは言うものの、再使用には、版の研磨や感光液の塗布や乾燥などの、かなりの手間が必要だったということらしい……。
加えて、版の品質を一定にすることが難しく、今では一部の包装紙などの刷版に利用するなど……用途が限られているということのようだ……ということらしい……。
おや、眠たくなってきたかい、それじゃあ、おやすみ、いい夢を見てね。
良い夢に恵まれますように、おやすみなさい。また次の夜に……。




