表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2545/2553

二千五百四十五夜、ばあばの社会人生活 132 ばあば就職する 132 印刷会社 105

今日は、ばあばの番です。

 眠れないのかい、それは困ったねえ。じゃあ、少しお話をしてあげようかね。どんなことがいいかな。何がいい?

「…………。」

 そうだねえ、じゃあ、ばあばがまだ若かった頃のお話をしようかねえ。


 ばあばが就職をした頃のことだけれど……。

 ──ばあばも噂話うわさばなしについてはきらいではないのだけれど……。でも、その内容ないようについては限定げんていされているようながする……。

 たとえば、男性だんせい女性じょせい歌手かしゅやアイドル、それに男女だんじょ俳優はいゆうやおわらいタレントなどなど……については、週刊誌的しゅうかんしてき話題わだいについてや興味きょうみについては、多少たしょうはなしたりはしているとおもう。

 けれど、身近みじかところにいる話題わだいひとについてだとか、らない上司じょうしたいする悪口わるくちなど……。

 さらには、なにかについて勘違かんちがいをしてしまって、おおきなかお態度たいどをしているひとたち……などについての話題わだいについては、ばあばはさすがにおおっぴらにははなさないかもしれないかなあ……。

 まあ、はなすにしても、けない友達ともだちなどとの内輪うちわでのかる茶話会さわかいでの話題わだいげることがあるのかな……くらいにとどめておきたいかなっておもっているけれどなあ……。

 それでもやはり、こうした話題わだい共通きょうつう体験たいけんもとづいているせいかがるのはたしかなこと。

 共通の話題の提供ていきょうにつまってしまったときなどには一番取いちばんとげられやすいのかもしれないよね……。

 ばあばのまえひろげられているこのような場合ばあいかぎらず、どんな場面ばめんでもそんなことがいえることなのかもしれないよ……。

 身近みじかれいでいえば……たとえば、学校がっこうでのことできてしまうようなことなんかも、よくあることなのかもしれないよねえ……。

 とくに、仲間意識なかまいしきつよかんじなければならないような必要ひつようしょうじた場面ばめんなんかでは、とくげられそうながして、なんだかこころいたむよね……。

 なんとなく、仲間意識かなまいしき確認かくにんしたいときなんかには、それがたびたび利用りようされてしまっているのかもしれないよねえ……。

 とくに、敵味方てきみかたをはっきりとさせようとする意図いとがある場合ばあいにも、こういうことがとりあげられるような気がするしねえ……。

 ばあばのまえひろがっているこの状況じょうきょうにしても、やすっぽい仲間意識なかまいしきうったえようとする、安易あんい底意地そこいじわるさがかんじられるようながするよ……。

 ……だから、そんなときの共通きょうつう話題わだいとしては、身近みじかひとたちへの噂話うわさばなし悪口わるくちげるということが、恰好かっこう標的ひょうてきるという意味いみではげられやすいのかもしれないよねえ……。

 たまたま今日きょうのところは、写植しゃしょく責任者せきにんしゃ立場たちばにいるKさんが標的ひょうてきにされてしまったのだろうね……。

 ただ……いつ何時なんどき、その標的ひょうてきがばあばにされてしまう……というようなことになってしまう……。

 そんな……ばあばにとっては非常に不都合ふつごうなことがきてしまうことになってしまう……かもしれないから……ねえ……。

 そんな状況じょうきょうには絶対ぜったいにならないように、ばあばはをつけておかないといけないのかな……ともおもう。

 そうしないと、また、ばあばは会社かいしゃめたくなってしまう……というようなことになってしまうかもしれないからねえ……。

 ああ……こわこわい……。


 おや、眠たくなってきたかい、それじゃあ、おやすみ、いい夢を見てね。

良い夢に恵まれますように、おやすみなさい。また次の夜に……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ