二千五百四十夜、じいじの高校生生活 1199 三年生 154 二学期から 136
今日は、じいじの番です。
眠れないのかい、それは困ったねえ。じゃあ、少しお話をしてあげようかね。どんなことがいいかな。何がいい?
「…………。」
そうだねえ、じゃあ、じいじが子供の頃のお話をしようかねえ。
まだ、高校生の頃のことだけれど……。
「──……さてと……じゃあ……今日のアルバイトはあんたたちでいいんだな……。
それなら……ここに名前と住所地を書き込んでおいてくれないかい……。
まあ名前はともかくとして、住所については、細かい番地までは書かなくてもいいからな……。
これは、アルバイトの申し込みをしてもらった時の名簿と実際に来てくれた人の名前などを、突き合わせて確認をするために使うだけだからな……。
それが済んだら、作業をするにあたっての注意事項を少しだけ話してから、実際に車の誘導などをしてもらうことになるからな……。」
じいじたちは、おじさんの言葉に従って、行列を作ってから順番に名前と住所を書き込んでいった。
それが済んだ後は、新しくなった席の配列にみんなが席に着いた……。いつもの学校での授業のように並んで、責任者っぽいおじさんから注意事項などの伝達とその説明を聞くことになった……。
「……まず第一に注意をしてもらいたいのは、ここでは町中にあるような商店の駐車場のようにはいかないということだな……。」
責任者?のおじさんの話はそんな言葉から始まった……。
長くなるので要約しておこうかな……。
・ここは、健全で、雰囲気が良い、家族で楽しめるような娯楽施設になることをを目指している……。しかし、今のところでは、まだその目標が達成されてはいないところが残っている……。
・誰が悪いということではないのだけれど、なんとなく、普通ではない雰囲気が醸し出されてしまうようなところがある……。
・いつもは何も問題がない……。けれど、ごくたまに、異常事態になってしまうようなことが起きる可能性がある……。
・駐車場は有り余るほどたくさんのスペースが確保がされている。けれど、たまには誘導された場所に対して強い不満を持ってしまうような場合がある……。
・駐車場所への誘導に従わずに、勝手に入場門の近くへと停めようとするような人が出てくることがある……。
・施設の開場直前や直後には、快適に観戦するための場所取りをするために、先を急ぐ人たちが多くなる……。
・目的レースの投票参加を急ぐあまりに、注意力が散漫になってしまうような人がたまには現れるので、誘導員それぞれが、車や人の挙動に気を付ける必要がある……。
・先を急いでいるような人の場合には、誘導や案内には、特に丁寧に対応すること……。
・レース等の終了後、ここからの帰りの時間帯には、道路が非常に混みあうことになる……。
なので、それを避けたいと思うためなのか、急ぐあまりに不機嫌になってしまう人が出てくることがある……。だから、各自の言動には注意をする必要がある……。
・急いでいたことが原因なのか、自分の車をどこに停めたのかを忘れてしまう人が結構出てくる……。そんな時の応対には、面倒がらずに丁寧に対応すること……。
そのほか、誘導員の施設内入場は原則禁止……ということなどが説明された……。
おや、眠たくなってきたかい、それじゃあ、おやすみ、いい夢を見てね。
良い夢に恵まれますように、おやすみなさい。また次の夜に……。




