二千五百二十九夜、ばあばの社会人生活 124 ばあば就職する 124 印刷会社 97
今日は、ばあばの番です。
眠れないのかい、それは困ったねえ。じゃあ、少しお話をしてあげようかね。どんなことがいいかな。何がいい?
「…………。」
そうだねえ、じゃあ、ばあばがまだ若かった頃のお話をしようかねえ。
ばあばが就職をした頃のことだけれど……。
──しかし、会社の従業員が一人増えてしまったわけなのだ……。
そうなれば、どこかの部門で一人余剰人員を減らすのか……。それとも、今以上にお仕事の量を増やしていく以外には、増やしてしまった一人分の給料を捻出することはできないだろうと、ばあばは思う……。
……なのであれば、Iさんが考えているようには、うまくは運ばないかもしれないなあ……と、ばあばには思えるのだけれどね……。
可能性としては、今後ますます忙しくなっていくのかもしれないなあ……と、ばあばは思えるのだけれど……。
たぶん……どちらかといえばそっちのほうが、可能性としては、大きいのかもしれない……。
それとも、この会社の活版部門での人員では回しきれていないようなお仕事が、定期的に外注へと出されてしまっている……のかな……。
……そんな現状があるのだとしたらどうなのだろうか……。
外注費というものは、どの業種でも、どこの会社へと出したとしても、結構掛かるものだということを、ばあばは聞いたことがある……。
その分を自社で賄うことができれば、外注費の節減に繋がることになる……ということになるのだろう……。
外注といっても、つねに急に出せるのかというと、それほど当てにすることができるというわけではないらしい……。
外注先でも、予定というものがあるわけなのだ……。
先月は無理を言われてしまって、忙しいのにもかかわらず、頑張って消化をしてきた……。
なのに、今回に限っては、あてにしていた外注がなくなってしまった……。
そういうことでは、外注先の方でも、健全な経営が難しくなるのだろうと思うのだ……。
だから、毎回予定されている定期物を外注に回すということをしないと、外注先が対応できなくて断られる……というようなことにもなりかねないということらしい……。
外注先というものは、そうそう好き勝手に利用ができるというわけではないということらしい……。
日頃から、定期的に利用をしておかないと、いざというときに利用ができなくなる……とかの憂き目にあってしまうということがあるかもしれない……。
今は予定が詰まってしまっていて……という理由で断られる……というようなことにもなりかねないということらしい……。
これから新規のお仕事を受注していこうとするときには、いろいろと考えて予定を組んでいかなくてはいけない……ということになるらしい……。
それで自社で多くの受注が消化ができるようになれば、定期ものに対する予定が立て易くなるのに違いないだろう……。
この会社が今後も伸びていくためには、外注先を確保していくのと併せて、いかに自社生産を増やしていくことができるのか……に、係っているのではないだろうか……と、ばあばは考えている……。
だから、今後はますます忙しくなるのだろうと、ばあばは思う……。
おや、眠たくなってきたかい、それじゃあ、おやすみ、いい夢を見てね。
良い夢に恵まれますように、おやすみなさい。また次の夜に……。




